AnotherADdressの評判は?料金と口コミ傾向を徹底調査

こんにちは。UNOWNED でレンタル・サブスクを調べているいつきです。

大丸松坂屋百貨店が運営するアナザーアドレス。デザイナーブランドが月額で借りられると聞いて気になったものの、口コミを検索すると評価が割れていて判断できない。そんなところで手が止まっていませんか。

結論からお伝えします。この記事で調べたかぎり、評価が割れる原因はサービスの良し悪しではなく「在庫」でした。品質を褒める声と在庫を嘆く声が、同じサービスの中で同居しています。

そしてもうひとつ、料金表からは読み取れない仕組みがあります。チケット制です。月額に含まれるチケットの枚数が、実際に借りられる回数を決めています。

この記事では、公式サイト(ご利用ガイドと特定商取引法に基づく表示を含む)と口コミサイトの投稿を突き合わせて整理しました。私が契約したわけではないので、根拠は公開されている情報だけです。

料金と評判の両面から、次の4点を順番に確認していきます。

  • 3つのプランと実際に届く着数
  • 配送チケットが借りる回数を決める仕組み
  • 口コミの評価が割れる本当の理由
  • 返品・延長・汚破損の具体的なルール

アナザーアドレスの基本情報

まず、サービスの土台を確認します。ここは公式サイトで確かめられる部分です。

大丸松坂屋が運営する仕組み

アナザーアドレスは、大丸松坂屋百貨店が運営するファッションサブスクです。公式サイトには創業400年という表現があり、百貨店が自ら取り組むレンタル事業という位置づけになっています。

扱うのは460を超えるデザイナーブランド。公式のご利用ガイドには「AnotherADdressは全てのブランドから正規の取扱許可を受けています」と明記されていました。並行輸入品や真贋の不安がある品ではない、ということですね。

もうひとつ押さえておきたいのが、アイテムは中古を回す仕組みだという点です。公式は「お洋服の寿命を延ばしてできるだけ多くのお客様に楽しんでいただきたいという考えのもと、一部修繕処理を施したり、インナー等付属品が劣化した場合には類似品に交換している場合もございます」と説明しています。

新品が届くサービスではありません。ただ、その代わりに高額なデザイナーブランドが月額数千円で着られる構造になっています。

アート作品も借りられます

アナザーアドレスは洋服やバッグだけでなく、アート作品のレンタルも扱っています。公式ガイドには作品の取り扱い方や飾る場所の注意まで細かく書かれていて、専用のフック・ピン(耐荷重1kgまたは3kg)が同梱されるとのことです。ただしアート作品は返品申請の対象外で、盗難・紛失時の補償額は転売防止のため参考価格の3倍と定められています。洋服とは別ルールなので注意してください。

3つのプランと月額

ライト5,940円で毎月1着・配送チケット2枚、スタンダード12,430円で毎月3着・配送チケット2枚、スタンダードプラス22,000円で毎月5着・配送チケット4枚という3プランを比較した表のスライド
アナザーアドレス3プランの月額と配送チケット枚数

料金プランは3種類です。公式サイトの表示をそのまま並べます。

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プラン 月額(税込) 毎月のレンタルチケット 毎月の配送チケット
ライト 5,940円 1枚(毎月1着) 2枚
スタンダード 12,430円 3枚(毎月3着) 2枚
スタンダードプラス 22,000円 5枚(毎月5着) 4枚

レンタル期間は注文日から30日間。プランに申し込んだ日に毎月チケットが付与され、そのチケットを使ってアイテムを注文する形です。

プランの途中変更もできます。マイページで手続きすると、次回のチケット付与日(決済日)から変更後のプランが反映されるとのことでした。

1着あたりの単価を出しておきます。ライトが5,940円、スタンダードが約4,143円、スタンダードプラスが4,400円。1着あたりで見ると、いちばん安いのはスタンダードプランという関係になっています。

ここは少し意外かもしれません。ふつう上位プランほど1着あたりは安くなりそうなものですが、スタンダードプラスは配送チケットが2枚多いぶん、単価がわずかに上がっています。枚数の多さと単価の安さが比例していないわけですね。

とはいえ、ライトプランの5,940円が割高かというとそうでもありません。デザイナーブランドのワンピースを1着買えば数万円から十数万円しますから、その1着を1か月着られる料金として見れば筋は通っています。月に何着必要かが決まっていない段階なら、ライトから始めて足りなければ上げる、という順序が無理のない入り方でしょう。

実際、口コミにも「最初は月に1着の服がレンタルできるライトプランを使っていました。だんだん月に1着だけでは物足りなくなってしまったので、現在は毎月3着のレンタルができるスタンダードプランを利用中です」という投稿がありました。プラン変更は途中でできるので、この動き方は理にかなっています。

注文には金額と点数の制限があります

公式ガイドには、レンタル中・返却手続き中のアイテムを含めて本体価格の合計は100万円以下という制限が明記されていました。さらにメゾン マルジェラ、マルニ、ジル サンダー、ザ・ノース・フェイスなど14ブランドが対象ブランドとして指定されていて、初回注文時は1点まで、2回目以降は合計3点までという点数制限もかかります。人気の高いブランドを一気に借りることはできない仕組みですね。

チケット制の落とし穴

ここが、この記事でいちばん伝えたい部分です。月額表示だけを見ていると、まず気づけません。

配送チケットが回数を決める

レンタルチケットは1枚で1アイテムを1か月借りる権利、配送チケットは1枚で片道1回の配送という関係を図で示し、往復には2枚必要なため標準プランは月1回まとめて借りる形になることを説明したスライド
レンタルチケットと配送チケットの関係

アナザーアドレスには2種類のチケットがあります。公式ガイドの説明はこうでした。

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種類 1枚でできること 有効期限
レンタルチケット 1アイテムを1か月レンタル 付与月+11か月後の月末まで
配送チケット 片道1回の配送(最大5点まで同梱可) 付与月+14か月後の月末まで

注目してほしいのが配送チケットです。公式には「ご注文時とご返却時に1枚ずつ必要です」と書かれています。つまり1回の往復で2枚を消費するわけですね。

ここで、さきほどのプラン表をもう一度見てください。ライトとスタンダードの配送チケットは毎月2枚です。

2枚=往復1回分。ということは、スタンダードプランの「毎月3着」は、月に1回まとめて3着届くという意味になります。3回に分けて1着ずつ借りるという使い方は、標準の枚数ではできません。

この読み方が正しいことは、特定商取引法に基づく表示で裏づけられます。同ページのサービス価格欄には、各プランがこう書かれていました。

スタンダードプラスプラン 22,000円(税込)[5アイテム1ヶ月間レンタル可能、往復送料2回含む

スタンダードプラン 12,430円(税込)[3アイテム1ヶ月間レンタル可能、往復送料1回含む

ライトプラン 5,940円(税込)[1アイテム1ヶ月間レンタル可能、往復送料1回含む

※1配送で注文及び返却できるのは上限5アイテムです。

「往復送料1回含む」と明記されています。月額に含まれる配送は往復1回ぶんという意味で、チケットの枚数と完全に一致していますね。

「毎月3着」を3回に分けたい人は要注意

1着ずつ月3回借りたい場合、必要な配送チケットは往復3回分=6枚です。プランに付くのは2枚なので、4枚を追加購入する必要があります。1枚1,155円(税込)なので4,620円の上乗せ。月額12,430円と合わせると17,050円になります。この構造を知らずに申し込むと、思っていた使い方ができません。

逆に言えば、まとめて借りてまとめて返す使い方なら、追加費用はかかりません。配送チケット1枚で最大5点まで同梱できるので、スタンダードプラスの5着でも往復2回分(4枚)で足ります。

チケットは翌月に繰り越せます。有効期限内なら貯めておいて使うこともできるので、忙しい月は休んで、必要な月にまとめて使うという運用も可能です。

追加購入すると割高になる

チケットは単品でも買えます。ただし価格を見ると、追加購入は月額プランよりかなり割高でした。

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入手方法 レンタルチケット1枚あたり
ライトプラン(5,940円で1枚) 5,940円
スタンダードプラン(12,430円で3枚) 約4,143円
スタンダードプラスプラン(22,000円で5枚) 4,400円
追加購入 4,620円

スタンダードプランなら1枚あたり約4,143円ですから、追加購入の4,620円は約477円高い計算になります。差は大きくありませんが、頻繁に買い足すならプランを上げたほうが安いという関係は覚えておいてください。

配送チケットの追加購入は1枚1,155円(税込)です。こちらには「クリーニングや修繕に伴う費用も含まれています」という説明が付いていました。単なる送料ではなく、次の利用者に渡すための整備費用まで含んだ金額ということですね。

◆いつきのメモ

月額を「3着ぶんの料金」と読むと判断を誤ります。正しくは「レンタルチケット3枚+配送チケット2枚の料金」です。この読み替えができると、自分の使い方で足りるかどうかが申し込む前に分かります。

口コミから見える評価

ここからは実際の投稿を見ていきます。みん評でのアナザーアドレスの総合評価は2.74(10件)でした(2026年7月31日時点)。

ただし件数は10件と少なめです。同じサイトでエアークローゼットが435件、アールカワイイが417件を集めているのと比べると、数字そのものを他社と横並びにするのは無理があります。中身を読んで傾向をつかむほうが実態に近づけるでしょう。

良い評価が集まる点

高評価の投稿は、服の質にはっきり集中していました。

2026年3月の投稿には「総じて洋服の質が良く、定価を見ると、普段自分には手が届かないような価格の物がほとんど」「何回もレンタルされている服でも、毎回新品のような、綺麗な状態で届きます」とありました。中古を回す仕組みでありながら、状態への不満はほとんど見当たりません。

もうひとつ多いのが体験の広がりへの評価です。「名前は知っていても、あまり購入する機会がなかったブランドの服を気軽に試してみることができて嬉しい」「これまでに着ていなかったタイプの洋服も着られて、ワクワクする気分を味わえています」といった投稿が並んでいました。

実用的な評価も見つかりました。「洋服の無駄遣いが減って、クローゼットがすっきり片付くようになりました」「借りた服を返す際に、クリーニングへ出す必要がありません」という声です。

投稿で繰り返し挙がっていた利点

手が届かない価格帯のブランドを試せる

何度もレンタルされた服でも状態が良い

クリーニング不要でそのまま返せる

休会と再開が気軽にできる

運営の対応を評価する声もありました。「引っ掛けて糸がほつれてしまい、連絡した事が何回かありますが、保証パックに入っていなくても、別請求は無しで大丈夫でしたし、毎回、対応も丁寧で満足しています」という投稿です。通常の着用範囲内という線引きが、実際に運用されていることがうかがえます。

不満が出やすい点

特定のアイテムを狙って待つ人は在庫枯渇の不満を抱えやすく、毎週の入荷と返却による在庫の変動を理解してその時の出会いを楽しむ人は満足度が高いという対比を示したスライド
在庫は「ない」のではなく「動いている」

一方で、低評価はきれいに在庫へ集中していました。

2024年12月の投稿は「冬コートを借りたくて加入したのですが、冬コートは殆どが在庫が無く、全く借りられなくて、期待外れでした」というもの。2024年6月には「借りたいと思ったタイミングでは気に入ったものが借りられなくて悔しい」という声も出ています。

2026年7月の投稿では、さらに具体的に書かれていました。「ハイブランドは常に在庫切れで、入荷アラートにしても一瞬でなくなります」。加えてサイトの動作についても「読み込みが激重で、検索性も低いです」「『在庫あり』とあっても実はなかったり、『ユニセックス』や『レンタル可能』などの絞り込み機能が正しく作動していなかったり」という指摘が並びます。

ここで面白いのが、同じ冬コートについて正反対の評価があることです。2026年3月の投稿には「ここ3年、冬コートはこちらで毎月借りています。コートの品数はすごく多いですが、時期になると皆が借りるので、日々在庫が変動していて、見つけたタイミングですぐにカートに入れないと、借りられてしまう可能性があります」とありました。

同じ人が続けてこう書いています。「毎週新作が入荷するので、この1、2年で在庫もずいぶん補充されている印象です。順次返却されるので、だいたい欲しい物が見つけられています」。

在庫が「ない」のではなく、「動いている」ということですね。狙って待つ人には足りず、見つけたら即座に押さえる人には足りる。この差が評価を割っているように読めます。

ほかにも、返却時の実務に関する不満がありました。2025年9月の投稿には「最寄り駅にローソンが多いので、スマリ対象店舗を確認して持ち込みましたが、取り扱っていないといわれました。それも2店舗」という記述があります。返却の受付店舗は事前に確認しても外れることがあるようです。

サイズについての指摘も見ておいてください。「丈が長い物が多く、普段Mサイズですが、パンツやワンピースは私には着れない物も多い」「デザイナーズブランドの取扱いも多いので、奇抜すぎて着こなせなさそうな服も多い」という声がありました。

これはデザイナーブランドを扱うサービスの構造的な性質だと思います。百貨店で扱う海外ブランドは、そもそも日本の標準体型に合わせて作られていないものが混ざります。サイズ表記が同じMでも、丈やシルエットの前提が違うわけですね。

公式には身長や体重を入力して試着イメージを確認できる「サイズアシスト」という機能が用意されているので、注文前に使っておくと空振りを減らせるでしょう。返品できるのが1注文につき1点だけである以上、届く前の絞り込みが効いてきます。

もうひとつ、心理的なハードルについて書いた投稿もありました。「こっちは、高い服ばかり。なので、汚したらどうしようという気持ちが強く、一回か2回しかきないで返却することが多いです」という内容です。

これは価格帯の高いサービスならではの副作用でしょう。せっかく借りても気を使いすぎて着る回数が減るなら、月額に対して得られるものは小さくなります。同じ投稿者は「仕事の出張が2週間あり、毎日、お出かけ服を着なくてはいけないときがあって、その時には便利でした」「継続する必要がないので、仕事があるときだけ、利用しようかと思っています」と続けていました。

必要な時期だけ使って休会する。この使い分けは、料金と心理の両方に無理がないやり方だと思います。

借りる前に知る返却ルール

次に、実際に使うときのルールを確認します。ここは公式のご利用ガイドが正確です。

返品できるのは1点だけ

返品は到着予定日から1週間以内に申請し1注文につき1点まででレンタルチケットは戻るが配送チケットは戻らないこと、延長はレンタルチケットを消費し同一アイテムでは連続2回が上限であることを時系列で示したスライド
返品申請と延長申請のルール

届いたアイテムがイメージと違った場合の逃げ道が用意されています。返品申請です。

公式の条件を整理しておきましょう。到着予定日から1週間以内にマイページから申請し、先に返却するとレンタルチケット1枚が戻ってきます。返品用には、お届け時に同梱されている返却袋を使います。

返品しても配送チケットは戻りません

公式には「ご注文時の配送チケットはお戻しできませんのでご注意ください」と明記されています。返品時の送料はかかりませんが、戻ってきたレンタルチケットで新しく注文し直すときには、また配送チケットが必要になります。翌月付与分と一緒に注文するなら追加購入は不要とのことなので、急がないなら翌月まで待つほうが得ですね。

制限もあります。返品申請できるのは1回の注文につき1点まで。3着まとめて借りて3着とも合わなかった場合、戻せるのは1枚だけです。

それから、着用の形跡が見られる場合はチケットが戻らないことがあるとも書かれていました。申請そのものができないという意味ではありませんが、一度袖を通してから合わないと判断した場合は、チケットが戻らない可能性を織り込んでおいてください。

例外として、「ロングライフアイテム」に該当するものは1回の注文につき何点でも返品申請できるとされています(申請は注文ごとに1回限り)。アート作品は返品申請の対象外です。

延長は連続2回まで

気に入ったアイテムを翌月も続けて借りたい場合は、延長申請ができます。

返却期限日までにマイページから申請すると、現在の返却期限の翌日にレンタルチケットが1枚減算され、レンタル期間が1か月延びる仕組みです。

ただし同一アイテムの延長申請は連続2回が上限と明記されていました。つまり最初の1か月+延長2回で、同じ服を手元に置けるのは最長3か月ということになります。

気に入って長く着たいなら、延長を重ねるより買い取りを検討したほうがいいかもしれません。ちなみに延長するとレンタル回数が加算されるので、後述する買い取りの割引率にも影響します。

延長の実務でひとつ注意点があります。公式には「延長申請したアイテムは、翌月のレンタルアイテムと一緒に返却いただけます」とある一方で、複数点の注文から一部だけ延長して翌月の注文をしない場合は、返却時の箱を自分で用意することになると書かれていました。

届いた箱をそのまま返却に使う設計なので、延長のあいだ箱を保管しておくか、自前で用意するかという選択になります。小さな話ですが、部屋のスペースには関わってきますね。

返却そのものの手順も見ておきます。公式は「着用後は、届いた箱に入れて返却するだけ」「伝票レスでご返却いただけます」と案内していて、サイトの「返却する」から方法を選んで引き渡す形です。返却期限日は手元を離れる引き渡しの期限で、当日23時59分までに渡せば間に合うとされています。

ただ、口コミには受付店舗で断られたという投稿もありました。対象店舗を事前に調べても現場で扱っていないことがあるので、期限ぎりぎりではなく数日の余裕をみて動くほうが安全でしょう。

休会と退会はまったく違います

公式によると休会は次回以降の月額支払いを止める手続きで、休会中も保有しているチケットは使えます。対して退会はアカウント情報を完全に削除するもので、保有中のチケットはすべて失効し返金もありません。使い切っていないチケットがあるなら、退会ではなく休会を選んでください。なお特定商取引法に基づく表示には「退会はレンタル中のアイテムがある場合はお手続きできません」とも書かれているので、やめるときは返却を先に済ませる必要があります。

あわせて、クーポンや割引について触れておきます。「アナザーアドレス クーポン」で探している方も多いと思うのですが、今回確認した範囲では、公式サイトに常設のクーポンコード入力欄や恒常的な割引の案内は見つかりませんでした

そのかわり、トップページには季節ごとのキャンペーン告知が出ていました。2026年7月31日時点では「今年も夏ならではのお悩みに応えて、短期レンタルキャンペーン登場!」という案内が掲載されています。恒常的な割引ではなく、時期ごとの企画で調整するタイプのようですね。

会員登録自体は無料で、LINEのアカウント連携とメールアドレスの登録だけで完了します。公式によると会員への連絡はすべてLINEを通じて行われるとのことなので、まず無料登録してキャンペーンの案内を受け取れる状態にしておくのが、割引を逃さない現実的な方法でしょう。急いでいないなら、キャンペーンのタイミングを待つ選択もあります。

憧れブランドのサブスクなら【AnotherADdress】=無料登録の段階で全アイテムの一覧とレンタル可否が見られるので、申し込む前に自分が着たい価格帯とサイズの在庫がどれくらいあるかを確かめておきましょう。

汚した時と買い取る時

最後に、お金の負担が大きく変わる2つの場面を見ておきます。ここは公式に具体的な基準が公開されていました。

まず汚破損です。公式は「通常の着用範囲内の汚破損であれば、クリーニング・修繕費用はチケットの料金に含まれております」としたうえで、どこまでが通常の範囲かを例示していました。

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通常の着用範囲内(負担なし) 通常の範囲を超える(負担あり)
飲食物・化粧品等の小さなシミ・汚れ 10cmを超える、または複数にわたるシミ・汚れ
生地のほつれ(破れ・裂けは除く) 自転車の巻き込みによる破れ、引っかかりによる糸つれ
ボタン・ホック・ファスナーの欠けや外れ 付属品(ベルト等)の紛失
経年劣化によるシワ、くすみ、スレ 丈の長いアイテムの引きずりによる汚れやスレ
バッグ表面・角の軽度なスレや擦り傷 タバコ、香水、柔軟剤等による過度の着臭

線引きが具体的なのは、利用者にとってありがたい設計だと思います。「10cmを超えるシミ」「香水の過度な着臭」あたりは、知らないと踏みやすい線ですね。

そして安心保証サービスです。1回の注文につき税込550円で、注文時に任意で申し込めます。

ここで正確に理解しておきたいのが、加入しても自己負担はゼロにならないという点です。公式の記載はこうでした。修繕費実費の場合は修繕費の20%、買い取り(修繕不可)の場合は中古買取価格の20%を自己負担として請求されます。

さらに紛失時に限り安心保証サービスは適用されず、100%自己負担と明記されています。550円は「負担を減らす保険」であって「負担をなくす保険」ではありません。

買い取りについても見ておきます。レンタルしたアイテムは割引価格で購入でき、割引率は過去のレンタル回数で決まるという独特の仕組みでした。

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過去のレンタル回数 割引率 過去のレンタル回数 割引率
0回 10%OFF 9〜11回 50%OFF
1〜2回 20%OFF 12〜14回 60%OFF
3〜5回 30%OFF 15回以上 70%OFF
6〜8回 40%OFF

回数が多い服ほど安く買えるということは、人気で回転している服ほど買い取りやすいということでもあります。口コミにも「レンタル回数により、購入時の割引価格が変わるので、新品なのか、だいたい何回借りられているのかが分かります」という指摘がありました。

割引率が状態の目安にもなっているわけですね。ちなみに新品がほしい場合は新品購入オファーという仕組みもあり、在庫が確保できれば参考定価の10%オフで購入できるとのことです。

アナザーアドレスに関するよくある質問(FAQ)

アナザーアドレスの評判は悪いのですか?

みん評での総合評価は2.74(10件・2026年7月31日時点)ですが、件数が少ないため数字を他社と横並びにするのは適切ではありません。中身を読むと、高評価は服の質に集中していて「何回もレンタルされている服でも、毎回新品のような、綺麗な状態で届きます」といった投稿が並びます。一方の低評価は在庫に集中していて、狙ったアイテムが借りられなかったという内容が中心です。サービスそのものへの不満というより、在庫の回転と自分のタイミングが合うかどうかで評価が割れている構図でした。

毎月3着を3回に分けて借りられますか?

標準のチケット枚数ではできません。スタンダードプラン(月額12,430円・税込)に付く配送チケットは毎月2枚で、注文時と返却時に1枚ずつ必要なので、往復1回ぶんにあたります。3回に分けて借りるには往復3回ぶん=6枚が必要になり、4枚を追加購入(1枚1,155円・税込)することになります。まとめて3着借りてまとめて返す使い方なら追加費用はかかりません。配送チケット1枚で最大5点まで同梱できます。

サイズが合わなかったら返品できますか?

返品申請という仕組みがあります。到着予定日から1週間以内にマイページから申請し、同梱の返却袋で先に返却するとレンタルチケット1枚が戻ります。ただし返品できるのは1回の注文につき1点までで、注文時に使った配送チケットは戻りません。また着用の形跡が見られる場合はチケットが戻らないことがあると明記されているため、袖を通してから合わないと判断した場合はチケットが戻らない可能性を見込んでおいてください。アート作品は返品申請およびレンタルチケットの補償の対象外です。

服を汚したらいくら請求されますか?

通常の着用範囲内であれば、クリーニング・修繕費用はチケットの料金に含まれるため追加の負担はありません。小さなシミ、生地のほつれ、ボタンの外れ、経年劣化によるシワなどが該当します。範囲を超えるのは10cmを超えるシミ、付属品の紛失、タバコや香水による過度の着臭などで、この場合は別途修繕費や買い取りを請求されることがあります。1回の注文につき税込550円の安心保証サービスに加入していれば負担は軽くなりますが、修繕費実費の20%または中古買取価格の20%は自己負担です。紛失時は安心保証が適用されず100%自己負担になります。

解約するとチケットはどうなりますか?

手続きの種類によって結果がまったく違います。休会は次回以降の月額支払いを止めるもので、休会中も保有しているチケットを使ってレンタルや返却の手続きができます。対して退会はアカウント情報を完全に削除する手続きで、保有中のチケットはすべて失効し返金もないと明記されています。使い切っていないチケットがある状態でやめるなら、退会ではなく休会を選んでください。なおレンタルチケットの有効期限は付与月を含む12か月間、配送チケットは15か月間で、翌月への繰り越しも可能です。

アナザーアドレスのまとめ

整理します。アナザーアドレスは大丸松坂屋百貨店が運営する、460を超えるデザイナーブランドのファッションサブスクでした。全ブランドから正規の取扱許可を受けていると公式に明記されています。

口コミの評価が割れる理由は、在庫の回転にありました。狙ったアイテムを待つ使い方だと「借りられない」という結果になりやすく、見つけたタイミングで押さえる使い方だと「だいたい欲しい物が見つけられる」という結果になります。同じ冬コートについて正反対の投稿が並んでいたのが、その象徴でしょう。

そして料金表からは見えないのがチケット制です。月額はレンタルチケットと配送チケットの料金で、配送チケットが2枚しかないプランでは月1回まとめて借りる形になります。分けて借りたいなら1枚1,155円の追加購入が必要です。

ルール面では3つ覚えておいてください。返品は1注文につき1点までで配送チケットは戻らないこと。同一アイテムの延長は連続2回が上限であること。そして退会するとチケットが全て失効するので、やめるなら休会を選ぶことです。

汚破損は通常の着用範囲なら負担なしで、超えた場合も安心保証サービス(1注文550円)で軽減できます。ただし自己負担は修繕費または中古買取価格の20%が残り、紛失は保証の対象外で100%負担になります。

向いている方は、手が届かない価格帯のブランドを試したい方、まとめて借りてまとめて返せる方、在庫を見つけたときにすぐ動ける方、そして気に入ったら買い取ることも視野に入れている方です。

期待とずれやすい使い方も、あわせて示しておきます。狙った1着を確実に借りたい方、月に何度も入れ替えたい方、新品しか着たくない方、そしてカジュアルな普段着を安く回したい方。最後の用途なら、新品が届くサービスや自社ブランド中心のサービスと並べて比べるほうが納得できるはずです。

もうひとつ、手持ちの服が何着あって実際に何着着ているかを数えておくと、月に何着必要かがはっきりしてプランを選びやすくなります。

なお、記事内の料金・チケット条件・補償内容は2026年7月31日時点で公式サイトのご利用ガイドから確認したものです。プラン内容や規約は変更されますので、申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください(参考:大丸松坂屋百貨店)。契約や請求で疑問が生じた場合は、消費生活センター(消費者ホットライン188)へ相談する方法もあります。