レンタカーの連泊料金相場!1泊2日から5日間まで早見表

こんにちは。UNOWNED でレンタル・サブスクを調べているいつきです。

2泊3日の旅行でレンタカーを借りようとして、予約画面の金額が想定の倍近くになって驚いた。そんな経験はありませんか。

1日の料金は調べたのに、日数をかけ算した金額と実際の見積もりが合わない。連泊の料金がどう積み上がるのか分からないまま、なんとなく予約してしまう方は少なくないはずです。

実は、レンタカーの連泊料金は単純なかけ算ではありません。2日目以降には「以後1日」という別の単価が使われていて、多くの会社でこの単価は初日の24時間料金より安く設定されています。つまり、日数が増えるほど1日あたりの負担は下がっていく仕組みです。

この記事では、各社が公開している料金表をもとに、1泊2日から4泊5日までの総額を車種クラス別に計算した早見表を作りました。あわせて、日をまたぐ旅程で1日ずつ借り直すより通しで予約したほうが安くなる理由も整理します。旅行の予算を組む前に読んでおくと、金額の見当がつくはずです。

  • 連泊の料金が「24時間+以後1日」で積み上がる仕組み
  • 1泊2日から4泊5日までの車種クラス別の総額目安
  • 免責補償料まで足した実際の支払い額の見方
  • 1日ずつ借り直すより通しで予約したほうが安い理由
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連泊の料金はどう積み上がるか

まずは計算の仕組みからです。レンタカーの料金表には「24時間まで」の欄と「以後1日」の欄が並んでいて、連泊はこの2つを組み合わせて計算します。

結論から言うと、連泊の基本料金は「24時間までの料金+以後1日の料金×追加日数」で求められます。この2つの欄を見落とすと、24時間料金だけを日数分かけ算してしまい、実際より高い予算を組むことになるんですよね。逆に、以後1日の欄だけを見て安いと判断すると、初日ぶんが抜けて安く見積もりすぎます。知っておきたいのは、以後1日の単価が初日より安いという点です。つまり日数が伸びるほど、1日あたりの負担は下がっていきます。

この章では、24時間の枠に以後1日を足していく計算のしかたと、2日目以降は1日あたりの単価が下がることを順に見ていきます。

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24時間の枠に以後1日を足していく

初日は受付と車両引き渡しの手間があり2日目以降は車を押さえるだけになるため単価に差が出ることを示したスライド
初日と2日目以降で単価が変わる理由

結論から言うと、連泊の基本料金は「24時間までの料金+以後1日の料金×追加日数」で求められます。

なぜ2段構えなのかというと、初日と2日目以降で会社側の手間が違うからです。初日には受付・契約・車両の引き渡しという作業がありますが、2日目以降は車を押さえているだけになります。その差が単価の差として表れています。

この形になっているのは、レンタカーの料金が暦の日付ではなく貸し出し時刻からの経過時間で決まるからです。朝9時に借りて翌日の朝9時までが最初の24時間、そこから翌々日の朝9時までが2日目、という数え方になります。

「以後1日」という表記は会社によって「以降24時間毎」と書かれていることもあります。言葉は違っても意味は同じで、最初の24時間が終わったあとに追加される1日分の単価を指します。予約画面の内訳で見慣れない言葉が出てきたら、この欄だと考えてください。

具体的に当てはめてみましょう。ニッポンレンタカーの軽・コンパクトクラスは、24時間まで4,700円、以後1日4,600円です(いずれも税抜)。1泊2日なら4,700円に4,600円を1回足して9,300円、2泊3日なら4,600円を2回足して13,900円になります。

ここで大事なのが、日数の数え方です。「1泊2日」は借りている時間で言えば48時間なので、24時間の枠が2つ分という計算になります。宿泊数ではなく、借りている時間が何日分かで数えると間違えません。

数え方でつまずきやすいのが、朝出発して夜に返す旅程です。1泊2日で「初日の朝9時から翌日の夜19時まで」なら、経過は34時間になります。この場合は24時間+超過10時間か、24時間+以後1日のどちらかで計算されます。宿泊数だけで判断すると、この34時間という実態が見えなくなります。

返却が中途半端な時刻になる場合は、超過料金という別の単価が使われます。たとえば2日目の夕方に返すなら、24時間+以後1日ではなく、24時間+超過数時間という組み合わせのほうが安くなることがあります。どちらが安いかは料金表を見て比べてください。

「1泊2日」と「2日間」は同じ意味で使われますが、料金表の上ではどちらも24時間の枠が2つ分です。日をまたぐかどうかではなく、借りている総時間で数えるのが正確です。

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2日目以降は1日あたりの単価が下がる

連泊で知っておきたいのが、以後1日の単価が初日より安いという点です。

これは、貸し出しと返却の手続きが1回で済むことと関係しています。車を1台押さえておくコストは日数分かかりますが、受付や車両の点検といった作業は初日と最終日にしか発生しません。その差が単価に反映されているわけです。

数字で見ると差の大きさが分かります。トヨタレンタカーのC1クラス(ヤリスなど)は、24時間まで8,580円に対して以後1日が7,260円で、1,320円安くなっています。ニッポンレンタカーの軽・コンパクトは4,700円に対して4,600円と、差は100円です。

もっとも、この差は無限に効き続けるわけではありません。初日ぶんの割高な料金が総額に占める比率が下がっていくだけなので、日数を重ねるほど1日あたりは以後1日の単価へ近づいていきます。4泊5日あたりでほぼ頭打ちになると考えておくと、見積もりの感覚が合います。

この差は、日数が増えるほど1日あたりの平均に効いてきます。トヨタレンタカーのC1クラスなら、1泊2日で1日あたり7,920円、4泊5日では7,524円まで下がります。ニッポンレンタカーの軽・コンパクトも、税込で5,115円から5,082円へと少しずつ下がっていきます。

この設計は、トヨタレンタカーが公式サイトで示している計算ルールとも整合します。同社はベース料金と超過料金を最も安い組合せで適用すると明記しており、長く借りるほど有利な組み合わせが選ばれる仕組みになっています(出典:トヨタレンタカー 料金の計算方法)。

下がり方の大きさは会社と車種で違いますが、方向は同じです。長く借りるほど1日あたりは安くなる、と覚えておいてください。これが後半で説明する「通しで借りたほうが安い」の根拠になります。

日数別の料金早見表

ニッポン軽コンパクトとトヨタC1クラスの1日から4泊5日までの基本料金を税込で並べた早見表のスライド
1日から4泊5日までの基本料金早見表

ここからは実際の金額を並べます。

公開されている料金表から計算した基本料金の目安です。実際の予約では時期や店舗によって変動しますが、予算を組むときの出発点にはなります。

使い方としては、まず自分が乗るクラスの行を見て、日数の列と交差する金額を拾ってください。ガソリン代と高速代は別途かかるので、走行距離が長い旅程ではそれも見込んでおいてください。そのうえで、次の項目にある補償料を足せば、支払いのおおよその全体像がつかめます。

日数が決まったら、その条件のまま複数社の見積もりを並べるのがいちばん早いです。じゃらんレンタカーは日時を指定して人気レンタカー会社をまとめて比較できるので、連泊の総額を横並びで確認できます。

じゃらんレンタカーで連泊の日程を入れて料金を比べる

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軽自動車とコンパクトカーの早見表

もっとも利用の多い軽自動車とコンパクトカーから見ていきます。

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日数 ニッポン軽・コンパクト(税込) 1日あたり トヨタC1クラス(税込) 1日あたり
1日(24時間) 5,170円 5,170円 8,580円 8,580円
1泊2日 10,230円 5,115円 15,840円 7,920円
2泊3日 15,290円 5,097円 23,100円 7,700円
3泊4日 20,350円 5,088円 30,360円 7,590円
4泊5日 25,410円 5,082円 37,620円 7,524円

ニッポンレンタカーの金額は公開されている税抜料金を税込に換算したもの、トヨタレンタカーは公開されている税込料金です。どちらも基本料金のみで、補償やオプションは含みません。

表を見て気づくのは、1日あたりの下がり方が思ったより緩やかだという点です。ニッポンレンタカーの軽・コンパクトは1泊2日で5,115円、4泊5日でも5,082円で、その差は33円しかありません。以後1日と24時間料金の差が100円しかないためです。

一方でトヨタレンタカーのC1クラスは、1泊2日の7,920円から4泊5日の7,524円まで396円下がります。差が1,320円あるぶん、日数を重ねたときの効果も大きくなります。連泊で選ぶなら、この2つの単価の差が大きい会社のほうが有利だということです。

2社の差が大きく見えますが、これは車格の違いも含んでいます。ニッポンレンタカーの軽・コンパクトはムーヴやフィットのクラス、トヨタレンタカーのC1はヤリスのクラスで、装備や年式の条件が異なります。同じ条件で比べたい場合は、各社の同等クラスを指定して見積もりを取ってください。

また、この表は通常期の定価をもとにした計算です。実際の予約画面では、店舗の在庫状況によって同じ日程でも金額が上下します。表の数字は上限でも下限でもなく、あくまで見当をつけるための基準線だと考えてください。

実際の予約では、ここから早割や会員割引が引かれます。割引は併用できないので選び方と順番が肝心という記事にまとめたとおり、複数の割引を重ねられないことが多いので、割引後の総額で比べるようにしてください。

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ミドルクラスとミニバンの早見表

人数が増えたときのクラスも押さえておきましょう。

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日数 ミドルクラス(税込) 1日あたり 7〜8人乗りミニバン(税込) 1日あたり
1日(24時間) 6,710円 6,710円 13,750円 13,750円
1泊2日 13,310円 6,655円 27,390円 13,695円
2泊3日 19,910円 6,637円 41,030円 13,677円
3泊4日 26,510円 6,628円 54,670円 13,668円
4泊5日 33,110円 6,622円 68,310円 13,662円

人数が増えるとクラスが上がり、連泊での総額は一気に膨らみます。4人までならミドルクラスで足りることも多いので、乗車人数と荷物の量を先に数えてからクラスを決めてください。定員ぎりぎりで選ぶと荷室が足りなくなる点にも注意が必要です。

ミドルクラスはインプレッサなどが該当し、ミニバンはヴォクシー(7人乗り)やセレナ(8人乗り)のクラスです。いずれもニッポンレンタカーの公開料金を税込に換算しています(出典:ニッポンレンタカー 車種・料金)。

7人乗りクラスは1日あたり13,000円台で、4人までのミドルクラスの倍以上になります。人数が5人を超えるかどうかが、連泊の予算を大きく分ける境目だということです。

ミニバンは1日あたりの下がり方がとくに小さくなっています。7人乗りクラスは24時間12,500円に対して以後1日12,400円で、差は100円です。台数が限られていて需要も高いクラスなので、長期でも単価が下がりにくい設計になっているのだと考えられます。

ミニバンで4泊5日となると、基本料金だけで7万円近くになります。ここに補償とガソリン代、高速代が乗るので、旅行全体の予算に占める割合はかなり大きくなります。人数と荷物が本当にこのクラスを必要としているかは、予約前に一度考えてみる価値があります。

クラスを1段下げるか、あるいは会社を変えるか。同じ人数でも選択肢はあるので、大手と格安の違いを料金と補償の条件で比較した記事もあわせて検討してみてください。

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免責補償料を足した総額の見方

ここまでは基本料金だけの話です。実際の支払いには、これに補償料が乗ります。

ここが連泊の見積もりでいちばんずれやすい部分です。基本料金は2日目以降が安くなるのに、補償料は日数分そのまま加算されます。つまり日数が伸びるほど、総額に占める補償料の割合は上がっていきます。

ただし、補償の売り方は会社で分かれます。トヨタレンタカーやニコニコレンタカーのように免責補償を別売りする会社がある一方、ニッポンレンタカーは基本料金に補償を含めていて、別途申し込むのはNOCを免除するプランだけという設計です。以下の表は、免責補償を別売りする会社を想定した目安として読んでください。

免責補償料は多くの会社で24時間ごとに加算されるため、日数がそのまま金額に効いてきます。相場は1日あたり1,100円前後で、NOCまで含む上位プランなら1,650円前後です。

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日数 免責補償のみ(1,100円/日) 上位プラン(1,650円/日) 基本料金10,230円〜に足した総額目安
1泊2日 2,200円 3,300円 12,430円〜13,530円
2泊3日 3,300円 4,950円 18,590円〜20,240円
3泊4日 4,400円 6,600円 24,750円〜26,950円
4泊5日 5,500円 8,250円 30,910円〜33,660円

総額の欄は、前の早見表にある軽・コンパクトクラスの基本料金に、補償を別売りする会社の相場を足した金額です。免責補償のみの場合と、NOCまで含む上位プランの場合の幅で示しています。日数が伸びるほど、この幅そのものも広がっていきます。

基本料金に対して2割から3割の上乗せになります。免責補償のみなら2割前後、NOCまで含む上位プランなら3割前後です。日数が長いほど絶対額は大きくなるので、連泊では補償の選び方が総額に効いてくるということです。

連泊では、この補償料をどう扱うかで数千円が動きます。4泊5日なら免責補償のみで5,500円、上位プランなら8,250円です。日帰りの1,100円という金額の印象のまま連泊を組むと、この差を見落とすことになります。

補償を外すという選択肢もありますが、その場合は事故のときの自己負担を自分で受け止めることになります。判断の基準は、突発的な出費としていくらまで許容できるかです。料金の内訳を含めた全体像は、何にいくらかかるかを整理した記事で確認できます。

通しで借りるほうが安い理由

連泊の旅程では、たまに「1日ずつ借り直したほうが安いのでは」と考える方がいます。結論から言うと、ほとんどの場合は通しで予約したほうが安く、しかも手間もかかりません。

「夜は車を使わないから、その分を払うのはもったいない」という発想は理解できます。ただ、レンタカーの料金は使った時間ではなく押さえている時間に対してかかるものなので、この考え方では安くなりません。むしろ借り直すと毎回「24時間まで」の料金が適用されるので、単価そのものが上がってしまいます。加えて、返却と再貸出のたびに手続きの時間も取られます。金額の差が数百円でも、失う時間の価値を考えると割に合わないんですよね。

この章では、1日ずつ借り直すと単価が上がること、そして借り直しには手続きの時間もかかることを順に見ていきます。

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1日ずつ借り直すと単価が上がる

料金単価・手続き時間・在庫リスクの3項目で通し予約と1日ずつの借り直しを比較したスライド
通しで借りる場合と1日ずつ借り直す場合の比較

理由はシンプルで、借り直すと毎回「24時間まで」の料金が適用されるからです。

連泊なら2日目以降は以後1日の単価が使えますが、いったん返して借り直すとその日も初日扱いになります。安いほうの単価を捨てて、高いほうの単価を選ぶことになるわけです。

加えて、借り直しでは早割などの割引も適用しづらくなります。1日ずつの短い予約は割引の対象外になっていることがあり、通しの予約なら受けられた割引を取りこぼす可能性もあります。

数字で確認しましょう。トヨタレンタカーのC1クラスを2泊3日で通しで借りると23,100円です。同じ3日間を1日ずつ借り直すと8,580円が3回で25,740円になり、2,640円の差が生まれます。ニッポンレンタカーの軽・コンパクトでも、通しなら税抜13,900円、借り直しなら14,100円で200円の差です。

借り直しには、金額以外のリスクもあります。返却と再貸し出しの間に車両の在庫が埋まると、その日は車を使えません。連休中や観光地の店舗では現実的に起こり得るので、旅程が車に依存しているなら通しで押さえてください。

差の大きさは会社によりますが、借り直しが安くなることはまずありません。以後1日の単価が24時間料金より高い会社は、公開されている料金表の範囲では見当たらないためです。

◆いつきのメモ

補償料は通しでも借り直しでも日数分かかるので、基本料金の差がそのまま総額の差になります。基本料金だけで比べると小さく見えても、総額で逆転することはありません。

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借り直しには手続きの時間もかかる

金額の差以上に大きいのが、時間の差です。

借り直すということは、毎日返却と貸し出しの手続きを繰り返すということになります。返却時には給油して車内を確認し、店舗で精算する。翌日はまた受付をして契約書を作り、車両の外観を確認する。この往復が日数分だけ発生します。

しかも、この手続きは旅程のいちばん動きたい時間帯に入り込みます。朝は出発を遅らせ、夕方は宿に入る時間を削ることになります。金額の差が数百円でも、失う時間の価値を考えると割に合いません。

受付から出発までは20分から30分、返却も10分程度が目安なので、1日あたり30分から40分が手続きに消えます。3日間の旅程なら1時間以上を窓口で過ごす計算です。旅行の時間としては大きな損失になります。

さらに、毎日その店舗に車がある保証もありません。連休中であれば翌日の在庫が埋まっている可能性は十分にあり、途中で足を失うリスクを抱えることになります。

例外があるとすれば、旅程の途中で数日まったく車を使わない場合です。都市部に滞在して車を置いておくだけなら、その期間を外して2回に分けたほうが安くなることはあります。ただしその場合も、駐車場代と借り直しの手間を含めて比べる必要があります。

連泊で安くする方法を探すなら、借り直しではなく会社選びと割引です。連泊向けの料金設定を持つ会社もあるので、連泊で安くなる料金と補償の条件を検証した記事も参考になります。

連泊で予算を組むときの注意点

最後に、早見表の数字をそのまま当てにできない場面を押さえておきます。連泊は日数が長いぶん、条件による変動幅も大きくなります。

とくに影響が大きいのが時期です。同じ車、同じ会社、同じ日数でも、いつ借りるかで総額が1万円以上変わることがあります。というのも繁忙期の値上がりは1日単位で効くので、日数分そのまま積み上がるからですね。1日あたり2,000円の値上がりでも、4泊5日なら1万円の差になります。もうひとつ、日数が長くなると料金体系そのものが変わる境目もあります。早見表の上限である4泊5日を超えたあたりから、別の選択肢が検討範囲に入ってきます。

この章では、繁忙期は日数分だけ上振れすること、そして5日を超えるなら別の料金体系を見ることを順に確認します。

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繁忙期は日数分だけ上振れする

まず押さえておきたいのが、繁忙期の影響です。

連泊で怖いのは、上振れが日数分だけ積み上がることです。1日あたり2,000円の値上がりでも、4泊5日なら1万円の差になります。単日の利用なら「少し高いな」で済む差が、連泊では予算を組み直す規模になるということです。

ゴールデンウィークや夏休み、年末年始は基本料金そのものが上がります。通常期の1.3倍から2倍になることがあり、これが日数分だけ効いてきます。

加えて、繁忙期は在庫そのものが減るため、安いクラスから順に埋まっていきます。軽自動車を狙っていたのに残っているのがミニバンだけ、という状況になると、クラスの差と時期の差が二重に乗ることになります。

4泊5日で基本料金が25,410円だったものが、1.5倍になれば38,115円です。1日あたりの差は小さく見えても、連泊では総額の差が1万円を超えることも珍しくありません。旅行の時期が繁忙期にかかるなら、早割の適用条件を先に確認してください。

逆に言えば、繁忙期を外せるなら連泊ほど恩恵が大きくなります。1日ずらすだけで通常期の料金帯に入る日程があるなら、その差は日数分だけ効いてきます。旅程に多少の自由があるなら、料金カレンダーを見て日程を決めるという順番も検討する価値があります。

早割は45日前や30日前といった期限が設定されていて、会員限定や対象クラス限定といった条件が付くのが一般的です。繁忙期は割引率が下がることもあります。それでも、連泊では割引される絶対額が大きいので、確認する価値は十分にあります。

日数が増えるほど割引の絶対額は効きますが、1週間まで延びると別の料金体系と比べる必要が出てきます。1週間と2週間の総額を実額で出したものはレンタカー1週間の料金を計算した記事にまとめました。

連泊の予算を組む手順をまとめます。

  • 借りる総時間を24時間単位で数える(1泊2日なら2日分)
  • 24時間料金+以後1日×追加日数で基本料金を出す
  • 補償料の日額×日数を足して総額にする
  • 繁忙期にかかるなら1.3〜2倍の幅を見ておく
  • 早割の期限に間に合うかを確認して予約する
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5日を超えるなら別の料金体系を見る

もうひとつ、日数が長くなったときの選択肢です。早見表の上限である4泊5日を超えたあたりから、検討範囲に入ってきます。

1週間を超えるような利用では、日数分を積み上げる料金体系よりも、週単位や月単位のプランのほうが安くなることがあります。ニッポンレンタカーの料金表にはマンスリーの欄があり、軽・コンパクトクラスは81,000円(税抜)という設定です。

週単位のプランを用意している会社もあります。連泊料金をそのまま積み上げるより、あらかじめ設定された週料金のほうが安くなる区間があるので、7日前後の利用を考えているなら両方を見積もってみてください。

この金額を日数で割ると、30日として1日あたり2,700円になります。連泊の1日あたり4,600円と比べると、かなり下がることが分かります。長期で車が必要なら、こうしたプランを検討する価値があります。

もっとも、長期プランは1か月単位が基本なので、5日から10日程度の利用ではかえって割高になります。日数と料金体系の相性を見て、連泊料金のまま積み上げるか、長期プランに切り替えるかを判断してください。

補償まで含めた金額で比べたいなら、表示価格に費用が入っている予約サイトが向いています。たびらいレンタカーはカーナビ・消費税・ETC車載器・免責補償費を込みで表示するので、日数分の上乗せを別途計算せずに済みます。

たびらいレンタカーで補償込みの連泊料金を確認する

ただし、長期や月額を専門に扱う会社のプランでは、走行距離の上限が設定されていることがあります。月間の距離に制限がかかるケースがあるので、遠距離を走る予定があるなら条件を先に確認してください。

判断の目安としては、7日を超えたあたりで週単位のプランを、2週間を超えたらマンスリーを見積もりに入れる、という順番が実用的です。日数が中途半端なときは、両方の見積もりを取って安いほうを選べば済みます。

そもそも車が必要な期間が長いなら、レンタカー以外の選択肢も視野に入ります。時間と距離で見る損益分岐点をまとめた記事で、使い方に合う借り方を確認してみてください。

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レンタカーの連泊料金に関するよくある質問(FAQ)

1泊2日は24時間料金の2倍になりますか?

2倍にはなりません。2日目には「以後1日」という別の単価が使われ、多くの会社でこれは24時間料金より安く設定されています。トヨタレンタカーのC1クラスなら24時間8,580円に対し以後1日7,260円なので、1泊2日は15,840円です。単純な2倍の17,160円より安くなります。

2泊3日の相場はいくらくらいですか?

基本料金の目安として、軽・コンパクトクラスで15,000円前後、ミドルクラスで20,000円前後、7人乗りミニバンで41,000円前後です。ここに免責補償料が日数分(1,100円前後×3日)加わります。繁忙期は1.3倍から2倍になることがあるので、通常期の目安として受け取ってください。

1日ずつ借り直したほうが安くなることはありますか?

公開されている料金表の範囲では、安くなる会社は見当たりません。借り直すと毎回「24時間まで」の料金が適用され、安いほうの「以後1日」を使えなくなるためです。加えて補償料も借り直すたびに1日分かかり、返却と貸し出しの手続きが日数分だけ発生します。

返却が中途半端な時刻になる場合はどう計算されますか?

24時間の枠に超過料金を足す計算と、以後1日を足す計算のうち、安いほうが選ばれるのが一般的です。トヨタレンタカーは公式サイトでベース料金と超過料金を最も安い組合せで適用すると明記しています。ただし全社共通ではないので、返却が遅れそうなときは店舗へ連絡してください。

何日以上なら長期プランを検討すべきですか?

1週間を超えるあたりが目安になります。ニッポンレンタカーのマンスリー料金は軽・コンパクトクラスで81,000円(税抜)で、30日換算なら1日あたり2,700円です。連泊の1日あたり4,600円と比べると差は大きくなります。ただし長期や月額を専門に扱う会社のプランでは走行距離の上限が設定されていることがあるので、条件を確認してください。

まとめ|連泊は日数が増えるほど1日あたりが下がる

レンタカーの連泊料金は、24時間までの料金に以後1日の料金を追加日数分だけ足して計算します。単純なかけ算ではなく、2日目以降は安い単価が使われるのが基本です。

下がり方の大きさは会社によって違います。24時間料金と以後1日の差が100円の会社もあれば、1,320円の会社もあります。連泊で選ぶなら、この差が大きい会社のほうが日数を重ねたときに有利になります。

基本料金の目安は、軽・コンパクトクラスで1泊2日が約10,230円、2泊3日が約15,290円、4泊5日が約25,410円です。ミドルクラスは1泊2日が約13,310円、7人乗りミニバンは約27,390円になります。いずれも税込で、補償やオプションは含みません。

補償を別売りする会社では、実際の支払いに免責補償料が日数分加わります。1日1,100円前後、NOCまで含む上位プランなら1,650円前後で、基本料金に対して2割から3割の上乗せです。基本料金に補償を含めている会社もあるので、どちらの売り方かを予約画面で確かめてください。

予算を組むときの手順は次のとおりです。

  • 借りる総時間を24時間単位で数える
  • 24時間料金+以後1日×追加日数で基本料金を出す
  • 補償料の日額×日数を足して総額にする
  • 繁忙期にかかるなら1.3〜2倍の幅を見ておく
  • 1週間を超えるなら週単位や月単位のプランと比べる

会社選びのポイントとしては、24時間料金と以後1日の差が大きい会社を選ぶと、連泊での効果が大きくなります。1日だけ借りるときの最安と、連泊での最安は必ずしも同じ会社にならないということです。

そして、1日ずつ借り直すのは避けてください。安い「以後1日」の単価が使えなくなるうえ、補償料も手続きの時間も日数分だけ増えます。通しで予約するのが金額でも時間でも有利です。

補償を含めた総額の見方をもう少し詳しく知りたい方は、補償込み総額の見方をまとめた記事もあわせてどうぞ。

料金表は改定されることがあり、時期や店舗によっても変動します。最終的な金額は、必ず各社の公式サイトまたは予約画面でご確認ください。