無人レンタカーの借り方!アプリで完結する非対面の使い方

こんにちは。UNOWNED でレンタル・サブスクを調べているいつきです。

レンタカーを借りるとき、カウンターでの手続きが面倒だなと感じたことはありませんか。免許証を出して、書類にサインして、補償の説明を聞いて。混んでいる日だと、それだけで30分近く待つこともあります。

最近は「無人」「非対面」をうたうレンタカーが増えてきました。ただ調べてみると、同じ「無人」でも仕組みがまったく違うことが分かってきます。店舗に一切寄らずに車へ直行できるものもあれば、カウンターに行く手間は残るものもある。言葉は同じでも、実際にどこまで手続きが省けるかは3段階に分かれているんです。

この記事では、各社の公式案内から仕組みと条件を整理して、どのタイプが自分に合うのかを判断できる形にします。免許証の登録にかかる時間や、当日までに何日必要かといった、予約前に知っておかないと困る条件もまとめていきますね。

  • 無人レンタカーと呼ばれるサービスの3つの段階
  • 各タイプの仕組みと、実際に省ける手続きの範囲
  • 免許証の事前登録や支払い方法など予約前に必要な準備
  • 予約から返却までの流れと、つまずきやすい条件
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無人レンタカーとはどういう仕組みか

まずは「無人」という言葉が何を指しているのかを整理します。無人・非対面をうたうサービスは3つのタイプに分かれていて、この違いを知らないと非対面のつもりで予約したのにカウンターに並ぶことになります。

各社の公式案内を読み比べると、店舗に一切寄らないアプリ完結型、非対面だが時間や車種に制約があるセルフレンタカー型、そして当日の手続きを事前に前倒しするセルフチェックイン型に分かれます。「無人レンタカー」という言葉で検索すると、この3つが混ざって出てくるので混乱しやすいんですね。従来のレンタカーと変わるのは主に3点。営業時間の制約が外れること、受付の待ち時間がなくなること、説明やサインのやり取りが減ることです。ただし省けるものと省けないものがあります。

この章では、無人に3つの段階があることと、従来のレンタカーと何が変わるのかを整理します。

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無人には3つの段階がある

アプリ完結型とセルフレンタカー型とセルフチェックイン型を店舗に寄るかと省ける手続きで比べた表のスライド
無人と呼ばれる3つのタイプの比較

各社の公式案内を読み比べると、無人・非対面をうたうサービスは大きく3つのタイプに分かれます。

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タイプ 店舗に寄るか 省ける手続き 代表例
アプリ完結型 寄らない 受付・鍵の受け渡しすべて Uqeyなどの無人レンタカー
セルフレンタカー型 駐車場まで カウンター手続き ニッポンレンタカーのセルフレンタカー
セルフチェックイン型 カウンター周辺まで 当日の書類記入と支払い 日産レンタカーのセルフチェックイン

いちばん手続きが少ないのがアプリ完結型で、スマートフォンが車の鍵になります。真ん中のセルフレンタカー型は、店舗の駐車場までは行きますがカウンターには寄りません。セルフチェックイン型は、当日の手続きを事前に済ませておくもので、店舗には行きます。

「無人レンタカー」という言葉で検索したとき、この3つが混ざって出てくるので混乱しやすいんですね。自分が省きたいのは「待ち時間」なのか「店舗に行くこと」なのかで、選ぶタイプが変わります。

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従来のレンタカーと何が変わるのか

従来型と非対面型で手続きがいつ発生するかを時系列で比べた図のスライド
従来型と非対面型の時間の使い方の違い

従来型のレンタカーだと、当日の流れはこうなります。店舗へ行き、カウンターで免許証を提示し、貸渡契約書に記入して、補償の説明を受け、支払いをして、車まで案内されて、傷の確認をして、ようやく出発。混雑していれば、この前に順番待ちが加わります。

非対面型では、この工程の多くが事前に、あるいはアプリ上で完結します。とくに大きいのが次の3点かなと思います。

  • 営業時間の制約が外れる:アプリ完結型なら24時間いつでも出発できる
  • 受付の待ち時間がなくなる:混雑する時間帯でも順番を待たない
  • やり取りの手間が減る:説明を聞いたりサインしたりする場面がない

ただし、省ける代わりに事前にやることが増えます。免許証の登録、支払い方法の設定、アプリのインストールと会員登録。これらを当日の朝に慌ててやろうとすると間に合わないことがあります。

非対面型は「当日が楽になる代わりに、準備を前倒しする」仕組みだと考えると分かりやすいですね。思い立ってすぐ借りたい場面より、旅行や出張のように日程が決まっている場面のほうが向いています。

実際にどれくらい時間が変わるのかも考えてみましょう。従来型だと、店舗に着いてから車を出すまでにかかるのは、空いていて10分前後、混んでいる時間帯なら30分を超えることもあります。連休初日の朝や空港店の到着便が重なる時間は、その典型ですね。

非対面型なら、この工程が数分に縮まります。アプリで解錠して、キーを取り出して、傷を確認して出発。削れるのは1回あたり10分から30分ほどという計算になります。

ただし前倒しした準備にも時間はかかっています。アプリの登録と免許証の認証で、初回はおそらく15分前後。つまり1回だけ使うなら時間の総量はあまり変わりません。2回目以降は登録済みの状態から始められるので、そこから先が純粋な短縮になります。繰り返し使う人ほど得をする仕組み、と考えるといいかなと思います。

3つのタイプを仕組みから比べる

ここからは各タイプの実際の仕組みを見ていきます。公式に案内されている条件を並べると、それぞれの得意な場面がはっきりしてきます。とくに制約の有無が大きく違います。

アプリ完結型は利用の流れが3ステップで、店舗手続き不要・予約から返却まで非対面・24時間いつでも利用可・入会金と月会費が0円という設計。カーシェアとの違いを明確に打ち出しているのも特徴です。一方セルフレンタカー型には制約があって、たとえば予約は現在時刻から12時間以上先の日時を指定する必要があり、車種もホンダ・フィットとトヨタ・ヤリスの2車種で指定は不可、乗り捨てもできません。非対面ではあるものの、24時間いつでもというわけではないんですね。

この章では、アプリ完結型・セルフレンタカー型・セルフチェックイン型の3つを、仕組みと制約から比べます。

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アプリ完結型は店舗に寄らない

もっとも手続きが少ないのがこのタイプです。無人レンタカーのUqeyを例に見てみましょう。

公式サイトによると、Uqeyは各社の料金・車種・空き状況を一括で検索・予約できるプラットフォームという位置づけです。単一のレンタカー会社ではなく、複数の会社の車をまとめて扱う形ですね。

どの会社の車が候補に出るかで、条件はけっこう変わります。大手と格安の違いは会社の選び方を条件から比較した記事で整理しました。

利用の流れは3ステップ。ウェブまたはアプリで会員登録したら、場所・日時・車種を選んで予約。当日はステーションに直行して、アプリで解錠してそのまま出発。返却はステーションに車を戻してアプリで返却手続きをして完了、と案内されています。

公式サイトが挙げている特徴は次のとおりです。

  • 店舗手続き不要でそのまま出発できる
  • 予約から返却まで非対面で完結する
  • 24時間いつでも利用できる
  • 入会金・月会費が0円

興味深いのが、カーシェアとの違いを明確に打ち出している点です。公式サイトには「カーシェアじゃないから、出発時のガソリンは満タン、毎回清掃済みの車です」という説明があります。手軽さはカーシェア、車の状態はレンタカー、という組み合わせを狙った設計ということですね。

カーシェアは前の人が使った状態で引き継ぐ仕組みなので、燃料が減っていたり車内が散らかっていたりすることがあります。そこを避けつつ、無人の手軽さは取りたいという人には合う形かなと思います。

ホテル発着に対応している点も特徴として挙げられています。チェックインの日はホテルで過ごして、観光は翌日から、という旅程なら必要な日だけ借りればいい。出発も返却もホテルの駐車場で完結するので、荷物が多い日でも移動が楽になる、という案内です。

公式サイトでは、想定される使い方が3つの場面に分けて紹介されています。

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場面 公式が挙げている利点
観光 店頭での書類記入が不要で、受付に寄らず車へ直行できる
日常使い 24時間いつでも、会員登録後すぐに予約して出発できる
ホテル発着 必要な日だけ使えるので借りっぱなしにならず費用を抑えられる

とくに3つ目のホテル発着は、旅行の組み立て方そのものが変わる考え方かなと思います。従来だと空港で借りて空港で返すのが普通なので、ホテルに滞在している日も駐車場代と借り賃がかかり続けます。滞在中の1日だけ借りる形にできれば、そのぶんが浮く計算です。

入会金と月会費がかからないので、まず登録だけしておいて、近くにステーションがあるかを確認してみるという使い方もできます。対応エリアは広がっている途中なので、以前調べて無かった地域でも今はある、ということもありますよ。

待たないレンタカー【Uqey(ユーキー)】

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セルフレンタカー型の制約

次に、大手が提供する非対面サービスを見てみます。ニッポンレンタカーの「セルフレンタカー」は、専用アプリを使って非対面でレンタカーを利用できるサービスと案内されています。

こちらは店舗の駐車場までは行きますが、カウンターには寄りません。ただし公式の利用方法を読むと、いくつか明確な制約があります。

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項目 公式に案内されている条件
予約のタイミング 現在時刻から12時間以上先の日時を指定
車種 ホンダ・フィット、トヨタ・ヤリスの2車種(車種指定は不可)
乗り捨て できない(出発と返却は同じ店舗)
支払い ネットクレジット決済限定(現地支払い不可)
出発できる時刻 営業時間内、出発予定時刻の29分前から
使えない支払い クーポン、優待券、楽天ポイント、dポイント

ここで注目したいのが「営業時間内」という条件です。非対面ではあるものの、24時間いつでもというわけではありません。また予約は12時間以上先を指定する必要があるので、思い立ってすぐ使うことはできない設計です。

車種が2種類に限られる点も、実用上は効いてきます。人数や荷物が多い旅程だと、そもそも選択肢に入らないことになりますね。

もうひとつ見落としやすいのが給油の扱いです。公式の案内では、返却店舗周辺(5km圏内が目安)で満タンにしてから返却し、利用中に1回以上給油した場合はアプリでの返却完了後にレシートをカウンターへ提出するとされています。つまり給油をすると、結局カウンターに寄ることになります。完全な非対面を期待していると、ここで想定が外れます。

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セルフチェックイン型は手続きの前倒し

3つ目が、当日のカウンター手続きを事前に済ませておくタイプです。日産レンタカーの「セルフチェックイン」がこれにあたります。

公式サイトの説明によると、これはレンタカー店舗のカウンターで行う手続きを事前に完結させておき、当日は店舗の混雑状況に関わらずすぐに車両案内に進める、待ち時間が短縮できるサービスとされています。

事前に済ませられるのは、重要事項・補償の確認、料金の支払い、免許証の提出の3つ。これらを先に終わらせておくことで、当日のカウンター手続きをスキップできる形です。

支払いの中身そのものが気になる場合は、レンタカー料金の内訳を項目ごとに分解した記事もあわせてどうぞ。

つまりこのタイプは、「店舗に行かない」のではなく「並ばない」ためのサービスということですね。車両の案内は受けるので、スタッフとのやり取りがゼロになるわけではありません。

条件としては、決済方法がクレジットカードのみ、クレジットカード決済と免許証の提出は予約者本人に限る、予約はインターネットまたはアプリから(電話では原則受け付けない)と案内されています。また利用予定日数が30日を超える場合は利用できないという注記もあります。

借りる前に確認しておく条件

3つのタイプに共通して、事前に済ませておく必要のある準備があります。いちばん時間がかかるのが免許証の事前登録で、承認まで最大24時間かかると明記している会社があります。

日産レンタカーのセルフチェックインがその例で、提出した免許証が承認されるまで最大24時間。しかも締切は出発時刻です。つまり出発当日に登録しても間に合わない可能性があるということですね。支払いも自由度が下がり、クレジットカードに限られます。手続きの手軽さと引き換えに、決済手段の選択肢が狭まるという関係です。車種の制限もあって、ニッポンレンタカーのセルフレンタカーでは対象がホンダ・フィットとトヨタ・ヤリスの2車種で、車種指定はできないと案内されています。

この章では、免許証の事前登録にかかる時間、支払い方法の制限、そして車種と乗り捨ての制限を確認します。

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免許証の事前登録には時間がかかる

免許証の事前登録とメールの受信設定について出発までの時系列で注意点を示したスライド
予約前に必要な準備と時間の制約

いちばん時間が読みにくいのが、免許証の登録(本人認証)です。

ニッポンレンタカーの場合、公式の案内ではLINEeKYCというオンライン完結型の本人確認サービスを使うとされています。アプリのマイページから認証を開始するとLINEアプリが起動し、顔写真と運転免許証を撮影して認証する流れです。LINEアプリが必要になる点は押さえておきたいところ。

注意書きとして、マイナ免許証ではアプリから本人認証を実施できないという記載もあります。免許証をマイナンバーカードと一体化している場合は、この方法が使えないことになります。

日産レンタカーのセルフチェックインでは、提出した免許証が承認されるまで最大24時間かかると明記されています。時間に余裕を持って提出するよう案内されているので、出発直前の手続きでは間に合わない可能性があります。

さらに、セルフチェックイン手続きの締切は出発予定時間とされていて、予定時間を過ぎると手続きできなくなります。免許証の承認に最大24時間、締切は出発時刻。この2つを合わせると、遅くとも前日には済ませておく必要があるという計算になりますね。

ニッポンレンタカーの場合は、免許証情報の読み取り後24時間以内に限り修正が可能という案内もあります。住所が免許証の情報と一致しているかを確認して、誤っていればその場で訂正しておく必要があります。

意外な落とし穴として、メールの受信設定もあります。日産レンタカーの公式案内には、予約受付メールおよびセルフチェックインの案内メールが受信できない場合があるとして、メールの受信拒否設定やドメイン着信許可の確認を促す記載があります。案内メールが届かないと手続きに進めないので、事前の設定確認が要るということですね。

さらに厳しい条件も書かれています。メールアドレスの入力間違いや、予約後にドメイン許可を行った場合などはメールが送信されないため、予約を取り直す必要があるとされています。後からドメインを許可しても届かないという点は、知らないとまず気づけません。キャリアメールを使っている場合はとくに注意しておきたいところです。

ポイントの扱いについても補足しておきます。ニッポンレンタカーの案内では、出発手続きの時点で会員情報にマイルやポイントを連携しておくと、利用のたびに自動で付与されるようになるとされています。非対面型ではカウンターでカードを提示する場面がないので、この連携を先に済ませておかないと取りこぼすことになります。

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支払いはクレジットカードに限られる

非対面型に共通するのが、支払い方法の制限です。現地で現金を渡す場面がないので、当然といえば当然ですね。

ニッポンレンタカーのセルフレンタカーはネットクレジット決済限定で、現地支払いは選択できません。しかも予約者本人のクレジットカードのみ登録可能で、デビットカードとプリペイドカードは登録できないと明記されています。

日産レンタカーのセルフチェックインも決済方法はクレジットカードのみで、クレジットカード決済と免許証の提出は予約者本人に限るとされています。

ポイントやクーポンの扱いにも差があります。ニッポンレンタカーのセルフレンタカーでは、レンタカーポイントは使えるものの、クーポン、優待券、楽天ポイント、dポイントは使用できないとされています。日産レンタカーでも、郵送で受け取ったボーナス優待券はセルフチェックインで事前に支払っている場合は使えないという注記があります。

普段ポイントや優待券を使って安く借りている人だと、非対面型に切り替えることで割引が使えなくなる場合があります。手続きの手軽さと引き換えに、支払いの自由度が下がるという関係ですね。

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車種と乗り捨ての制限

もうひとつ、旅程に直接影響するのが車種と返却場所の制限です。

ニッポンレンタカーのセルフレンタカーでは、対象がホンダ・フィットとトヨタ・ヤリスの2車種で、車種指定はできないと案内されています。どちらもコンパクトカーなので、大人数や大きな荷物には対応できません。

返却場所についても、出発と返却は同じ店舗を指定する必要があり、乗り捨てはできないとされています。片道の移動で使いたい旅程だと、この時点で選択肢から外れることになります。

一方、アプリ完結型のUqeyは複数のレンタカー会社の車をまとめて扱うプラットフォームなので、条件は提供元によって変わります。公式サイトでは場所・日時・車種を選んで予約する流れが案内されているので、選べる幅は検索結果次第ということになりますね。

いずれにしても、非対面型は対象となる車と店舗が限られるという前提で探すのが現実的かなと思います。

予約から返却までの流れ

実際の手順も確認しておきましょう。ここではニッポンレンタカーのセルフレンタカーを例に公式の案内をもとに流れを追います。カギになるのは出発29分前のプッシュ通知です。

予約は現在時刻から12時間以上先を指定し、セルフレンタカークラスを選んでネットクレジット決済で支払います。当日は出発29分前にプッシュ通知が届き、アプリの「予約照会」に車両ナンバー、カラー、駐車場所などが表示される仕組み。乗車前に車体のキズを確認し、「予約照会」から出発ボタンを押してドアを解錠します。返却も手順が決まっていて、公式の案内では返却店舗周辺(5km圏内を目安)で燃料を満タンにしてから返却するとされています。

この章では、出発までにやることの順番と、返却で気をつける点を追っていきます。他社でも大枠は似た構成になっています。

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出発までにやることの順番

当日までの流れは、次の順序になります。

  1. アプリのインストールと会員登録:専用アプリが必要です
  2. 免許証の登録(本人認証):マイページで「未認証」なら手続きが必要。LINEアプリを使った認証
  3. 予約:店舗と日時を選択。出発は現在時刻から12時間以上先を指定
  4. クラスの選択と決済:セルフレンタカークラスを選び、ネットクレジット決済で支払い

当日の流れはこうです。

  1. 出発29分前にプッシュ通知:アプリの「予約照会」に車両ナンバー、カラー、駐車場所などが表示される
  2. 車体のキズを確認:乗車前に確認するよう案内されています
  3. アプリで解錠:「予約照会」から出発ボタンを押してドアを開ける(位置情報の許可が必要)
  4. 貸出キーを取り出す:助手席前のグローブボックスにあるキーボックスから取り出し、エンジンをかけて出発

ここで面白いのが、スマートフォンで開けるのは最初のドアだけという点です。利用中は取り出した貸出キーで開け閉めする、通常のレンタカーと同じ運用になると案内されています。スマホが鍵の代わりになり続けるわけではないんですね。

位置情報の許可を事前に済ませておく点も、当日つまずかないための準備として押さえておきたいところです。

準備をいつまでに終えればいいかを、逆算して並べるとこうなります。

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タイミング やること 理由
数日前まで アプリの会員登録と免許証の認証 承認に最大24時間かかる場合がある
12時間前まで 予約と決済 出発は現在時刻から12時間以上先の指定が必要なサービスがある
前日 位置情報の許可・通知設定の確認 当日の解錠に位置情報が要る
29分前 プッシュ通知を受け取る 車両ナンバーと駐車場所が表示される
出発時 車体のキズ確認・解錠・キー取り出し 返却時のトラブルを防ぐ

初めて使う場合は、少なくとも出発の2日前には登録を始めておくと余裕があります。免許証の認証で読み取りがうまくいかず、やり直しになることもありますから。

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返却で気をつける点

返却の手順にも、知らないと戸惑う条件があります。

まず給油です。公式の案内では、返却店舗周辺(5km圏内を目安)で燃料を満タンにしてから返却するとされています。返却時にはアプリ上で給油状況を確認されるので、満タンでない場合は案内に従って手続きを進める形です。

駐車したらエンジンを切り、キーボックスに貸出キーを戻します。ライトの消し忘れや荷物の置き忘れがないか確認して、アプリの「予約照会」から返却ボタンを押します。

そのあと燃料の状況を選択する画面になります。満タンなら「満タンで返却」、一度も給油していないなら「満タンにせず返却」、1回以上給油した場合は別の選択肢を選ぶ流れです。

返却時に覚えておきたい3点
・給油は返却店舗から5km圏内が目安
・1回以上給油した場合は、返却完了後にレシートをカウンターへ提出(給油分を差し引いて精算)
・選択内容と実車の給油状況が異なる場合は燃料代を請求されることがある
※いずれも公式の案内にもとづく内容です。最新の条件は公式サイトをご確認ください。

最後に表示される料金を確認してチェックを入れ、返却ボタンを押すとクレジットカード決済が行われて完了。返却後に領収書がメールで送られてくると案内されています。

非対面で借りられるようになったら、次は料金を下げる番ですね。割引の選び方は安く借りる方法を整理した記事にまとめています。

ただし例外もあります。公式サイトには、利用中に事故等があった場合、クレジットカード決済に失敗した場合、返却が正常に行われなかった場合、店舗から返却時の案内があった場合は店舗カウンターへ行く必要があると明記されています。非対面が原則でも、想定外のことが起きればカウンターに寄ることになる、という設計ですね。

無人レンタカーの借り方に関するよくある質問

無人レンタカーは本当に誰とも会わずに借りられますか?

タイプによって変わります。Uqeyのようなアプリ完結型は、公式サイトで「店舗手続き不要でそのまま出発」「予約から返却まで非対面で完結」と案内されており、店舗に寄らずに利用できます。一方、ニッポンレンタカーのセルフレンタカーは非対面ですが、利用中に1回以上給油した場合はレシートをカウンターへ提出する必要があります。また日産レンタカーのセルフチェックインは、当日の手続きを前倒しするサービスで、店舗には行って車両案内を受ける形です。事故や決済失敗などの例外時は、いずれもカウンターへ行くことになります。

思い立ってすぐ借りることはできますか?

サービスによって差があります。Uqeyの公式サイトでは24時間いつでも利用可能で、会員登録後すぐに予約できると案内されています。一方、ニッポンレンタカーのセルフレンタカーは出発日時を現在時刻から12時間以上先で指定する必要があり、営業時間内での出発に限られます。また免許証の本人認証には時間がかかることがあり、日産レンタカーでは承認に最大24時間かかると明記されています。急ぎで使う予定があるなら、免許証の登録だけでも先に済ませておくのが安全です。

マイナ免許証でも登録できますか?

ニッポンレンタカーの公式案内には、マイナ免許証ではアプリから本人認証を実施できないという注記があります。免許証をマイナンバーカードと一体化している場合、この方法での認証は使えないことになります。対応状況はサービスや時期によって変わる可能性があるため、利用予定のサービスの公式サイトで最新の案内を確認してください。従来型の窓口手続きであれば問題なく借りられます。

支払いに現金やデビットカードは使えますか?

非対面型では使えないことがほとんどです。ニッポンレンタカーのセルフレンタカーはネットクレジット決済限定で現地支払いは選択できず、予約者本人のクレジットカードのみ登録可能、デビットカードとプリペイドカードは登録できないと明記されています。日産レンタカーのセルフチェックインも決済方法はクレジットカードのみとされています。またクーポンや楽天ポイント、dポイントが使えないという制限もあるため、割引を使いたい場合は従来型の予約と比べてみてください。

好きな車種を選べますか?乗り捨てはできますか?

ニッポンレンタカーのセルフレンタカーでは、対象車種がホンダ・フィットとトヨタ・ヤリスの2車種で車種指定はできず、出発と返却は同じ店舗を指定する必要があり乗り捨てはできないと案内されています。大人数や荷物の多い旅程、片道利用には向きません。Uqeyのように複数のレンタカー会社を横断して検索できるプラットフォームであれば、選べる車種の幅は検索結果によって変わります。条件が合わない場合は、従来型の予約も含めて比べるのが現実的です。

まとめ|無人レンタカーが向いている場面

ここまで、3つのタイプの仕組みと条件を見てきました。要点を整理します。

「無人レンタカー」と呼ばれるサービスには、店舗に一切寄らないアプリ完結型、駐車場まで行くセルフレンタカー型、当日の手続きを前倒しするセルフチェックイン型の3段階がありました。省ける手続きの範囲がそれぞれ違うので、自分が何を面倒に感じているかで選ぶタイプが変わります。

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こういう人には 向いているタイプ 理由
深夜や早朝に借りたい アプリ完結型 24時間対応・営業時間の制約がない
店舗に行くこと自体を避けたい アプリ完結型 受付も鍵の受け渡しも不要
大手の安心感が欲しい セルフレンタカー型 非対面だが大手の店舗と車両
待ち時間だけ減らしたい セルフチェックイン型 車種や乗り捨ての制限が少ない
大人数・大荷物で移動する 従来型が無難 非対面型は車種が限られることが多い
クーポンや優待券を使いたい 従来型が無難 非対面型では使えない場合がある

そして共通する準備が3つ。アプリの会員登録、免許証の事前認証、クレジットカードの登録です。とくに免許証の認証は承認まで最大24時間かかる場合があるので、出発の前日までに済ませておくのが安全です。

非対面型は「当日が楽になる代わりに準備を前倒しする」仕組みでした。旅行や出張のように日程が決まっている場面なら、この前倒しは苦になりません。逆に急な用事で今すぐ借りたいという場面では、24時間対応のアプリ完結型か、従来型の窓口のほうが現実的かなと思います。

もうひとつ、コストの面でも押さえておきたいことがあります。非対面型は手続きが減るぶん安くなる、というわけではありません。ニッポンレンタカーのセルフレンタカーは専用のクラスが設定されていますし、Uqeyは各社の料金を横断して検索する仕組みです。価格が下がるサービスではなく、時間と手間が減るサービスだと理解しておくと、期待とのズレが起きません。

逆に言えば、クーポンや優待券が使えない制約があるぶん、割引を駆使して安く借りていた人にとっては総額が上がる可能性もあります。手間の削減にいくら払えるか、という判断になりますね。

判断するには、従来型で同じ日程がいくらになるかを知っておく必要があります。会社によって料金の開きが大きいので、横断で比べられるサイトを一度通しておくと基準ができますよ。

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まずは自分がよく使う店舗が非対面に対応しているかを調べて、対応していれば免許証の登録だけ先に済ませておく。登録は一度きりで、次からは予約するだけで済みます。それだけで、次に借りるときの当日がかなり楽になるはずですよ。慣れてしまえば、混んでいる連休の朝でも並ばずに出発できるようになります。

なお、この記事で挙げた条件は、記事作成時点で各社の公式サイトに公開されている情報にもとづく内容です。サービス内容や条件は変更されることがありますので、正確な情報は各社の公式サイトをご確認ください。契約に関わる判断に迷う場合は、最終的な判断は各社の担当者や専門家にご相談ください。