ガッツレンタカーの口コミが割れる理由を、24時間2,200円の中身から確かめました

こんにちは。UNOWNED でレンタル・サブスクを調べているいつきです。

ガッツレンタカーの口コミを読んでいると、「この値段なら文句なし」という声と「結局そんなに安くなかった」という声が、どちらも同じくらい出てきますよね。口コミサイトの総合評価も、飛び抜けて高くも低くもない中間あたり。これだと判断がつかないまま予約画面を閉じることになってしまいます。

この記事では、評価の星を数えるかわりに、公式サイトに書かれている料金表と保険・補償の条件を一つずつ確認していきます。そうすると、24時間2,200円という価格がどういう条件とセットになっているのかがはっきりします。実はこの会社、他の格安レンタカーとも設計がかなり違っていて、知らずに借りると想定外の費用が出る場面があるんです。

逆に言えば、条件を先に知っていれば避けられます。そして条件に合う使い方をすれば、この価格帯はかなり強い。どこまでが安く、どこから条件に引っかかるのか、公式の数字で線を引いていきますね。

  • 24時間2,200円を成立させている3つの条件
  • 走行距離300kmという制限と超過料金の計算
  • 車両補償の扱いが他社と違う点と、事故のときの負担額
  • 1ヶ月料金や長期利用で有利になる条件
スポンサーリンク

ガッツレンタカーの口コミと評判が割れる理由

まずは評価の中身を整理してから、料金と補償の設計を見ていきます。口コミで語られている不満のほとんどは、公式サイトに条件として書かれていることの裏返しです。

軽自動車が24時間2,200円から借りられるという水準は、他社と比べても低い部類に入ります。ただしこの価格には条件が付いていて、いちばん見落とされやすいのが走行距離制限。24時間で300km、1週間で1,500km、1ヶ月で3,000kmが上限で、超えると1kmあたり11円(税込)の追加料金がかかります。補償の設計も他社と違います。対人補償は無制限、対物補償も無制限(免責額50,000円)、人身傷害補償は1名につき3,000万円ですが、車両補償は加入なしで、自走可能なら上限50,000円、自走不可能なら上限100,000円の負担が残ります。

この章では、口コミで多い評価と不満、2,200円を成立させている仕組み、走行距離制限、補償の設計、そしてETCとカーナビのオプション料金を確認します。

スポンサーリンク

ガッツレンタカーの口コミで多い評価と不満

口コミサイトを横断して読むと、評価は次のように分かれています。

良い評価で最も多いのが、価格に対する満足です。軽自動車が24時間2,200円から借りられるという水準は、他社と比べても低い部類に入ります。次いで、店舗スタッフの対応が丁寧だったという声が続きます。

一方、不満として挙がるのは主に3つ。車両の状態(年式が古い、内装の汚れや傷が気になる)、装備の追加費用(ナビやETCが別料金だった)、そして予想外の請求(走行距離の超過や事故時の負担)です。

ここで注目してほしいのが、不満の3つとも「安さを成立させている条件」から出ているという点。中古車を活用するから年式に幅が出て、装備をオプションにするから基本料金が下がり、走行距離に上限を置くから車両の消耗を抑えられる。安さと不満が同じ根から出ているんですね。

つまり評価が割れるのは、その条件を知って借りたかどうかの差。条件を理解している人は「この値段ならこんなもの」と納得し、知らなかった人は「話が違う」と感じる。口コミの星の数より、条件を先に確認するほうが判断材料になるかなと思います。

スポンサーリンク

24時間2,200円を成立させている仕組み

24時間2,200円が対象とするクラスと、クラス予約の仕組み、整備についての説明を並べたスライド
基本料金の対象と仕組みと整備

では実際の料金を見ていきましょう。公式サイトの料金表から、主要なクラスを並べます。すべて税込です。

クラス(代表車種) 24時間 1週間 1ヶ月(30日間)
A-1 軽・2ドア(ミニカ、アルト、ミラ等) 2,200円 8,580円 27,280円
A-2 軽・4ドア(EKワゴン、ライフ、MRワゴン等) 3,190円 12,430円 37,840円
A-2プレミアム(EKスペース、ムーブ等) 3,850円 16,500円 47,520円
B 軽バン・軽トラ(ハイゼット、ミニキャブ等) 4,620円 17,820円 52,800円
C-1 コンパクト(ヴィッツ、マーチ、フィット等) 4,070円 19,250円 48,400円
C-2 ライトバン(プロボックス等) 4,400円 20,350円 50,600円
D ミニバン(ステップワゴン、ノア等・一部店舗限定) 8,580円 32,780円 76,780円
H-1 ハイブリッド(アクア、フィットHV等) 5,500円 21,780円 65,780円
H-2 ハイブリッド(プリウス、インサイト等) 6,050円 23,980円 67,980円

看板の2,200円はA-1クラス、つまり2ドアの軽自動車の料金です。代表車種として挙がっているのはミニカ、アルト、ミラ。4ドアが必要ならA-2クラスの3,190円になるので、後部座席を使う予定があるならこちらが基準になります。

この価格を成立させている仕組みは、公式サイトの説明から読み取れます。軽自動車を中心にクラスを絞ることで税金や整備の費用を抑え、車種ではなくクラスで予約を受けることで在庫の稼働率を上げる。窓口を最小限にして予約をネットと電話に寄せる。削れるところを徹底して削った結果が、この価格ということですね。

整備については、公式サイトに「30項目におよぶ点検項目で1台1台手間をかけて整備しています」と記載があります。安さと安全性は別の話として扱われている、という説明の仕方です。実際、道路運送車両法によってレンタカー事業者には定期点検と整備が義務づけられているので、走行にかかわる安全性は法令で一定の水準が担保される仕組みになっています。口コミにある「内装が古い」という指摘と、整備の水準は別の話だと分けて読むといいかなと思います。

もうひとつ、予約の受け方にも工夫があります。この会社は車種ではなくクラスを指定して予約する形をとっています。同じA-2クラスの中にEKワゴンもライフもMRワゴンも含まれていて、どれが割り当てられるかは当日まで決まりません。利用者から見れば「車種が選べない」という制約ですが、事業者から見れば手元の車をどれでも回せるということ。在庫を遊ばせない運用が、そのまま価格に反映されているわけですね。特定の車種にこだわりがある人には向きませんが、走れば何でもいいという使い方なら、この制約はコストにならないタイプの条件です。

料金表には「取扱いクラスは各店舗により異なります」という注記があります。ミニバンのDクラスは一部店舗限定とされているので、希望のクラスがあるなら予約前に店舗へ確認しておくのが確実です。料金は改定されることがあるため、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

スポンサーリンク

走行距離制限という見落としやすい条件

ここが、この会社を選ぶうえで最も重要な条件かもしれません。他の格安レンタカーではあまり見かけない仕組みです。

公式サイトには、走行距離制限の規定が明記されています。

期間 走行距離の上限
24時間 300km
1週間(7日間) 1,500km
1ヶ月(30日間) 3,000km

この距離を超えると、1kmあたり11円(税込)の追加料金がかかります。公式サイトには計算例として、3,500km走行した場合に500km×11円で5,500円の追加請求になる、と示されています。

走行距離の超過は、返却してから金額が確定する費用のひとつです。ほかにどんな項目が後から乗るのかはレンタカー料金を5つの費用に分解した記事で整理しました。

300kmという数字がどれくらいかというと、公式サイトが挙げている例が分かりやすいです。名古屋市内から大阪市内まで高速で約180km、福岡市内から長崎市内まで約160km、東京都内から舞浜まで約30km。つまり片道180kmの目的地を往復すると、それだけで360kmになり上限を超えます。

日帰りの旅行や帰省で高速道路を使う予定があるなら、往復の距離を先に計算しておいてください。24時間で500km走ると、超過分200km×11円で2,200円の追加。基本料金と同額が乗る計算になります。近距離での利用を前提にした料金体系だという理解が必要です。

逆に、買い物や送迎、市内の移動といった使い方なら300kmを超えることはまずありません。この制限に引っかからない使い方をする人にとっては、存在しないのと同じ条件です。ここが向き不向きのいちばん大きな分かれ目かなと思います。

遠出の予定があって距離が読めないときは、走行距離に上限を置いていない会社も候補に入れて比べたほうが総額が安定します。日程と場所から複数社の料金を横断で出せるサイトを一度通しておくと、超過料金を含めた比較がしやすくなりますよ。

距離制限のない会社を含めた絞り込みの手順は、大手と格安の違いを条件で比較した記事にまとめています。

全国のレンタカー最安値比較なら「レンナビ」

スポンサーリンク

補償の設計が他社と違う点

対物補償と車両補償の負担額、免除される範囲と残る負担を整理した表のスライド
保険の内容と利用者の負担上限

もうひとつ、事前に知っておきたいのが保険・補償の中身です。ここは他社と設計が違うので、同じ感覚でいると認識がずれます。

公式サイトによると、料金には保険が含まれていて、内容は次のようになっています。

補償 補償内容 利用者の負担額
対人補償 無制限 なし
対物補償 無制限 免責額 50,000円
人身傷害補償 1名につき3,000万円 なし
車両補償 加入なし 自走可能 上限50,000円/自走不可能 上限100,000円

注目してほしいのが車両補償の行です。多くのレンタカー会社は車両保険に加入していて、1事故につき車両時価額までを補償し免責額を5万円とする形をとりますが、ガッツレンタカーは公式サイトに「加入なし」と明記されています。そのうえで利用者の負担額に上限が設けられていて、自走できる状態なら5万円、自走できない状態なら10万円が上限です。

この負担を免除するのが、CDW(事故免責補償制度)です。加入料は次のとおり。

貸出期間 CDW加入料(税込)
24時間 1,100円
1週間(7日間) 3,300円
1ヶ月(30日間) 6,600円

ただし公式サイトには、CDWに加入してもNOCは免除されないと明記されています。NOC(ノンオペレーションチャージ)は、事故や汚損で車が使えなくなった期間の営業補償として支払うもので、金額は自走して返却できた場合に30,000円、自走不可能な場合に50,000円。しかも公式サイトには「レッカー代はお客様負担となります」という注記も付いています。

整理すると、CDWに入って事故を起こした場合でも、NOCの3万円から5万円とレッカー代は残るということ。補償に入ったから負担ゼロ、とはならない設計です。

◆いつきのメモ

24時間1,100円のCDWは、基本料金2,200円の半額です。割高に感じるかもしれませんが、免除されるのは対物5万円と車両5万円から10万円。入らずに事故を起こすと、基本料金の何十倍もの負担が発生する可能性があります。この価格帯の車を借りるときこそ、補償の比率は高くなるものだと考えておくといいかなと思います。

もうひとつ知っておきたいのが、走行中のパンクの扱いです。公式サイトには「走行中のパンクによるタイヤの修理・交換については原則お客様のご負担となります」と記載されています。CDWでもカバーされない項目なので、悪路や長距離を走る予定があるなら頭に入れておいてください。

スポンサーリンク

ETCとカーナビはオプション扱い

装備についても確認しておきましょう。公式サイトのオプションプランは次のようになっています。

オプション 24時間 1週間 1ヶ月(30日間)
ETC車載器 550円 1,100円 2,200円
カーナビ 550円 1,100円 2,200円
スタッドレスタイヤ 1,100円 3,300円 6,600円

いずれも税込です。ETCとカーナビを両方付けると24時間で1,100円。基本料金2,200円に対して、これだけで5割増しになります。

実際の支払いを組み立ててみましょう。A-1クラスを24時間、ETC・カーナビ・CDWを付けた場合。

A-1クラス24時間の支払い目安
基本料金 2,200円 + ETC 550円 + カーナビ 550円 + CDW 1,100円 = 4,400円
※ガソリン代・走行距離超過分は別途。金額は目安で、店舗やシーズンによって変わります。

看板の2,200円がちょうど倍になりました。これが「思ったより安くなかった」という口コミの正体かなと思います。誇大広告というわけではなく、2,200円が装備も補償も付けない最小構成の価格だというだけのこと。

ただし、装備が要らない場面もあります。スマートフォンのナビで足りる、高速を使わないから ETC は不要、という使い方なら基本料金+CDWの3,300円で収まります。自分に必要な装備だけを足して総額を出すのが、この会社の正しい見積もり方です。

公式サイトには「取り扱いオプションは店舗によって異なります」という注記もあるので、必要な装備があるなら在庫を確認しておくと確実ですね。

冬場に雪道を走る予定があるなら、スタッドレスタイヤのオプションも計算に入れてください。24時間1,100円、1週間3,300円、1ヶ月6,600円という設定です。基本料金と同額が乗る計算になりますが、雪道でノーマルタイヤを履いたまま走るのは事故のリスクが跳ね上がりますし、地域によっては条例で規制されている場合もあります。ここは削るところではありません。ちなみに走行中のパンクが自己負担になることを考えると、路面が悪い季節ほど装備にお金をかけたほうが結果的に安く収まる、という関係になります。

チャイルドシートについても触れておくと、公式サイトには6歳未満の幼児を乗せる場合は幼児用補助装置の使用が義務づけられている旨の案内があります。小さなお子さんと一緒なら、これも事前に手配が要ります。

ガッツレンタカーの口コミを踏まえた使い分け

ここからは、条件に合う使い方を具体化していきます。この会社には他社にない「1ヶ月料金」という区分があって、1日あたり千円を切ります。

料金表でいちばん見逃されがちなのが、右端の「1ヶ月(30日間)」の列です。A-1クラス(軽・2ドア)なら27,280円なので、30日で割ると1日約909円。24時間単位で30日借りるより圧倒的に安くなります。逆に向かない場面も明確で、ハイシーズンは加算があり、春季(3月20日〜4月5日)やゴールデンウィーク、夏季には24時間あたり+1,100円、1週間で+3,300円が乗ります。そしてCDWには加入できない条件があり、免許取得1年未満の方、21歳未満・70歳以上の方などは対象外です。

この章では、1ヶ月料金の効き方、ハイシーズン料金、CDWに加入できない条件、他の格安チェーンとの比較、そして借りるか車を持つかの分岐点を見ていきます。

スポンサーリンク

1ヶ月料金は1日あたり千円を切る

1ヶ月30日間の料金と1日あたりの単価、走行距離上限、繁忙期加算の有無を示したスライド
1ヶ月区分の料金と繁忙期の扱い

料金表でいちばん見逃されがちなのが、右端の「1ヶ月(30日間)」の列です。多くのレンタカー会社は24時間と延長料金しか設定していませんが、この会社は月単位の料金を正式に持っています。

1日あたりに直すと、こうなります。

クラス 1ヶ月(30日間) 1日あたり 24時間料金との比
A-1 軽・2ドア 27,280円 約909円 約41%
A-2 軽・4ドア 37,840円 約1,261円 約40%
C-1 コンパクト 48,400円 約1,613円 約40%
H-1 ハイブリッド 65,780円 約2,193円 約40%

どのクラスも、1日あたりが24時間料金の4割前後まで下がります。A-1クラスなら1日909円。これは短期のレンタカーというより、カーリースやカーシェアの月額に近い水準です。

使いどころとしては、車検や修理で自分の車が使えない期間、引っ越しの前後、単身赴任の一時期、あるいは車を買う前に生活に合うか試したいとき。1週間を超えるなら、素直に長期の料金区分を使ったほうが安いということですね。

ただし走行距離の制限は1ヶ月で3,000kmです。1日あたり100km。通勤で往復40kmなら余裕がありますが、営業で走り回る使い方だと超えます。長期で借りるときこそ、走行距離の見積もりが要ります。

スポンサーリンク

ハイシーズン料金で変わる支払い額

もうひとつ、時期による変動があります。公式サイトにはハイシーズン料金の規定が明記されていて、次の期間が対象です。

シーズン 期間 24時間 1週間
春季 3月20日〜4月5日 通常料金+1,100円 通常料金+3,300円
ゴールデンウィーク 4月24日〜5月6日
夏季 7月17日〜8月16日(北海道は7月1日〜8月31日、沖縄は7月17日〜9月23日)
冬季 12月18日〜1月4日

いずれも税込です。24時間で1,100円の上乗せということは、A-1クラスなら2,200円が3,300円になる計算。5割増しです。

興味深いのは、1ヶ月料金にはハイシーズンの加算がないとされている点。表では1ヶ月の欄が「通常料金」となっています。長期で借りるなら、繁忙期でも金額が変わらないということですね。

北海道と沖縄は夏季の期間が本州より長く設定されています。北海道は7月1日から8月31日まで、沖縄は7月17日から9月23日まで。旅行先によって加算される期間が違うので、日程が繁忙期に近いときは公式サイトで確認しておいてください。

スポンサーリンク

CDWに加入できない条件がある

補償の話に戻りますが、ここは知らないと当日に困る条件です。公式サイトには、CDWに加入できない人の条件が明記されています。

  • 自動車運転免許を取得して1年未満の方
  • 21歳未満、70歳以上の方
  • 過去にご契約店、その他のガッツレンタカーのレンタカーで事故を起こされたことがある方
  • その他、ご契約店が不適当と判断した場合

他社でも21歳未満や免許取得1年未満を対象外とする例はありますが、70歳以上という上限が設定されているのは押さえておきたいところ。該当する場合、CDWに入れないまま借りることになり、事故のときは対物5万円と車両5万円から10万円の負担が残ります。

また、複数人で運転する場合は貸渡契約時にCDW加入の申し込みが必要で、加入者全員が条件を満たしている必要があるとされています。1加入で4名まで適用されるので、条件を満たす人だけで運転を回す形になりますね。

もうひとつ、重過失の扱いも明記されています。居眠り、30km/h以上の速度超過、過労運転、あおり運転などで事故を起こした場合は、CDWの適用外になったうえで重過失違約金200,000円が請求されるとされています。適用除外の項目は他にも多く挙げられているので、契約前に貸渡約款を確認しておくのが確実です。

スポンサーリンク

他の格安レンタカーと条件を並べる

ここまでの内容を、同じ格安帯の会社と並べて整理します。

比較の観点 ガッツレンタカー 他の格安チェーン(一般的な水準)
軽自動車の24時間 2,200円から(2ドア) 4,000円〜5,000円前後
時間区分 24時間・1週間・1ヶ月 6時間・12時間・24時間
走行距離 24時間300kmの上限あり 制限なしが多い
車両補償 加入なし(負担上限5万〜10万円) 車両時価額まで補償が主流
NOC 3万円/5万円+レッカー代 2万円/5万円が主流
ナビ・ETC 各550円のオプション オプションまたは標準装備
長期料金 1ヶ月区分あり(1日909円〜) 設定がないことが多い

この表から読み取れるのは、短時間区分がないぶん24時間の単価を下げ、走行距離と補償で調整しているという構造です。半日で終わる用事なら12時間区分を持つ会社のほうが安く済みますし、遠出するなら距離制限のない会社のほうが総額は読みやすい。

同じ格安帯でも会社ごとに削っているところが違うので、条件を並べてみると自分に合う一社が見えてきます。たとえば沖縄や九州、北海道での利用が中心なら、そのエリアに店舗を集めている会社のほうが受け渡しの選択肢が広いこともあります。下のリンク先で料金と店舗を確認できます。

スカイレンタカー

逆に、近距離で丸一日使う、あるいは1週間以上借りるという使い方では、この会社の価格は他社が追いつけない水準です。用途がはっきり分かれるタイプの会社かなと思います。

旅行やレジャーで使う場合は、車以外の道具をまとめて借りて積載を減らす方法もあります。荷物が減れば必要なクラスを下げられることがあるので、道具のレンタル費用と車のクラス差を合わせて計算してみてください。詳しくはキャンプ用品レンタルの人数別セット料金と送料をまとめた比較記事で整理しています。

スポンサーリンク

借りるか車を持つかの分岐点

最後に、レンタカーと所有の比較です。この会社の場合、1ヶ月料金があるぶん、この計算がかなり具体的にできます。

車を持つと、走らせない月にも固定費が出ていきます。自動車税、自賠責保険、任意保険、車検、駐車場代、そして車両価値の目減り。維持費の内訳は軽自動車と普通車の維持費を税金・保険・車検の項目別に比べた記事にまとめています。

ガッツレンタカーのA-1クラスを1ヶ月借りると27,280円。ここにCDW6,600円を足すと33,880円です。仮に毎月これを続けると年間で約40万円。一方、軽自動車を1台維持する年間費用は、駐車場代の相場によりますが同等かそれ以上になることも珍しくありません。

ただし走行距離3,000km/月の制限があるので、通勤や送迎で毎日走る使い方だと超過分が上乗せされます。月3,000km以内に収まる使い方かどうかが、この比較の前提条件になりますね。

頻度が低い場合はもっと分かりやすくて、年に数回・1回あたり1〜2日の利用なら、レンタカーのほうが圧倒的に有利です。使わない期間の費用がゼロになるというのが、借りることの本質的な価値です。

学生や単身で車の必要性を検討している段階なら、大学生の車の維持費を月額と年間の内訳で比べた記事も参考になります。持たない選択をした場合の総額まで載せているので、判断材料になるはずです。

ガッツレンタカーの口コミについてよくある質問

本当に24時間2,200円で借りられますか?

2,200円はA-1クラス(2ドアの軽自動車・ミニカ、アルト、ミラ等)の24時間料金です。4ドアが必要な場合はA-2クラスの3,190円になります。またETC車載器とカーナビはそれぞれ24時間550円のオプション、CDW(事故免責補償制度)は24時間1,100円が別途必要です。装備と補償を付けると総額は倍近くになるので、必要なものだけを足して計算してください。料金は改定されることがあるため、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

走行距離に制限があると聞きましたが本当ですか?

公式サイトに規定が明記されています。24時間で300km、1週間(7日間)で1,500km、1ヶ月(30日間)で3,000kmが上限です。超過した場合は1kmあたり11円(税込)の追加料金がかかります。公式の計算例では、3,500km走行した場合に500km×11円で5,500円の請求になるとされています。高速道路で片道180kmの目的地を往復すると24時間の上限を超えるため、遠出の予定があるときは事前に距離を計算しておくことをおすすめします。

補償に入れば事故のとき費用はかかりませんか?

CDW(事故免責補償制度・24時間1,100円)に加入すると、対物免責額5万円と車両の負担額(自走可能なら上限5万円、自走不可能なら上限10万円)が免除されます。ただし公式サイトには、CDWに加入してもNOC(ノンオペレーションチャージ)は免除されないと明記されています。NOCは自走して返却できた場合に30,000円、自走不可能な場合に50,000円で、レッカー代は別途利用者の負担とされています。また走行中のパンクによるタイヤの修理・交換も原則自己負担です。

年齢によって補償に入れないことがありますか?

公式サイトには、CDWに加入できない条件として「自動車運転免許を取得して1年未満の方」「21歳未満、70歳以上の方」「過去にご契約店、その他のガッツレンタカーのレンタカーで事故を起こされたことがある方」「その他、ご契約店が不適当と判断した場合」が挙げられています。該当する場合は補償に加入できないため、事故の際の負担額が残ることになります。複数人で運転する場合は加入者全員が条件を満たす必要があり、1加入につき4名まで適用されるとされています。

長期間借りるとどれくらい安くなりますか?

公式の料金表には1ヶ月(30日間)の区分があり、A-1クラスで27,280円(税込)です。1日あたりに直すと約909円で、24時間料金の4割程度まで下がります。A-2クラスは37,840円、コンパクトのC-1クラスは48,400円です。またハイシーズン料金の表では、1ヶ月の欄が通常料金とされており、繁忙期の加算がない扱いになっています。ただし走行距離の上限は1ヶ月3,000kmなので、長期利用では距離の見積もりも合わせて確認してください。

ガッツレンタカーの口コミから決める使い方のまとめ

ここまで、公式サイトの料金表と保険・補償の条件を確認してきました。要点を整理します。

口コミが割れる原因は、24時間2,200円という価格が、いくつかの条件とセットになっていることでした。走行距離300kmの上限、車両保険に加入していない設計、ナビとETCのオプション化。この3つを知って借りた人は納得し、知らずに借りた人は想定外の費用に驚く。それが評価の分かれ目です。

条件に合うかどうかは、次の表で判断できます。

使い方 この会社の評価 理由
近距離で丸一日 とても向く 24時間2,200円から・300kmに収まる
1週間〜1ヶ月の利用 とても向く 長期区分があり1日909円まで下がる
高速で遠出 向かない 往復360kmで距離超過・ETCも別料金
数時間だけの用事 向かない 短時間区分がなく24時間が最小
70歳以上・免許1年未満 要確認 CDWに加入できず負担が残る
繁忙期の旅行 要確認 24時間あたり1,100円の加算

結局のところ、この会社を選ぶかどうかは「どれだけ走るか」と「何日借りるか」の2つで決まります。距離が短くて日数が長いほど有利になり、距離が長くて時間が短いほど不利になる。他社とは軸が違うので、単純な価格比較では判断できません。

まずは自分の予定で走行距離を計算して、必要な装備を足してみてください。そのうえで他社の見積もりと並べれば、この価格が自分にとって本当に安いのかが見えてくるはずです。

なお、この記事で挙げた料金や条件は、記事作成時点で公開されている情報をもとにした一般的な目安です。金額や規定は改定されることがありますので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。補償の適用可否など契約に関わる判断に迷う場合は、最終的な判断は各店舗の担当者や専門家にご相談ください。