ゲーム機レンタル比較!SwitchやPS5を買わずに遊ぶ方法

こんにちは。UNOWNED でレンタル・サブスクを調べているいつきです。

遊びたいソフトが1本ある。でもそのために本体を買うのは気が重い。子どもが続けるかも分からない。そんなときに浮かぶのがレンタルですよね。

ところが実際に探し始めると、思ったほど選択肢がないことに気づきます。家電レンタルのサービスを開いても、ゲーム機本体が並んでいるとは限らないんですね。

そこで今回は、レンタルサービスの公式ページで取扱商品と料金を実際に確認し、任天堂とソニー・インタラクティブエンタテインメントが公開している本体価格と突き合わせました。あわせて、返却前にやるべき初期化の手順も両社の公式サポートから整理しています。

先に結論を書きます。1〜2週間だけ遊ぶならレンタルが圧倒的に安く、1年使うなら買うのとほぼ同額になります。月額プランで12ヶ月続けた金額が、新品の本体価格とほぼ並ぶ設計になっているからです。

そしてもう1つ。ゲーム機本体のレンタルは、機種によって選択肢の数が大きく違います。ここを知らずに探すと、見つからないまま時間を使うことになります。

  • ゲーム機本体を扱うレンタルサービスの実際の品ぞろえ
  • 月額プランとワンタイムプランの料金と損益分岐の月数
  • 新品の本体価格との総額比較
  • 返却前に必要な初期化とアカウント解除の手順
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ゲーム機本体を借りられるサービス

ゲーム機を借りようとして最初につまずきやすいのが、本体の品ぞろえの少なさです。家電レンタルのレンティオで本体の一覧を開くと、並んでいたのはPS5をはじめとするソニー製の4件だけで、任天堂の本体は1件もありませんでした。借りたい機種によっては、このサービスだけでは本体を借りる道がないことになります。反対に、コントローラーやアーケードスティック、Android系の携帯ゲーム機といった本体以外の品は数が多く、買う前に使い心地を確かめたい人には選択肢があります。

一覧には返却や入荷を待つ商品も含まれ、顔ぶれも入れ替わるため、申し込む前には最新の在庫表示を確かめておきます。この章では、本体4件の料金と周辺機器の品ぞろえを確かめたうえで、期間を区切って借りるワンタイムプランと継続課金の月額制プランの違い、配送手数料や品物の状態、破損したときの負担まで整理します。

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本体の取扱いは4件しかない

家電レンタル大手サービスでのゲーム機本体の取扱いはソニー製の4件のみで、任天堂の本体は一覧になく周辺機器が中心であることを示したスライド
家電レンタル大手でのゲーム機本体の取扱いは4件

レンティオのゲーム機本体カテゴリに表示されたのは次の4件です。いずれも税込の公式表示です。

ソニー プレイステーション5 PS5 ディスクドライブ搭載 CFI-2000A01が月額制プラン8,300円、ワンタイムプラン7,280円(14泊15日)。ソニー プレイステーションポータル リモートプレーヤー(PS5用)のホワイトとブラックが各月額3,900円、ワンタイム5,980円(14泊15日)。ソニー PlayStation VR2 CFIJ-17000が月額7,200円、ワンタイム6,480円からです。

注目すべきは、Nintendo Switchの本体がこの一覧に入っていない点です。同カテゴリは4件で全てソニー製という結果でした。

つまり「ゲーム機レンタル」という言葉で探しても、任天堂のハードを本体ごと借りる先は、少なくともこのサービスの一覧では見つかりません。周辺機器やコントローラーの取扱いはありますが、本体は別の話です。ほかのサービスでも扱いは変わるので、Switchを借りたいなら店頭レンタルを含めて個別に当たる必要があります。

取扱商品は随時入れ替わるので、同じ検索をしても結果が変わる可能性はあります。実際に借りるときは、各サービスの商品一覧で現在の在庫を確認してください。

レンティオ自体の評判や審査・最低期間といった条件は、レンティオの評判を口コミ102件と規約で検証|審査と最低期間の注意点に整理してあります。申し込み前の不安はここで解消できます。

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本体以外なら選択肢は広い

本体が薄い一方で、周辺機器のほうは品ぞろえがあります。同じゲーム機のカテゴリを広げて見ると、コントローラーや携帯型ゲーム機が並んでいました。

たとえばPS5用のカスタムコントローラーでは、Victrix Pro BFG 052-002-BKが月額制プランで初月1,750円(キャンペーン料金・以降3,500円〜月額)、ワンタイムプラン4,200円〜(7泊8日)という表示です。

アーケードスティック系もあります。GameSir C2 アーケードコントローラー(Switch・PS4・Windowsパソコン用)が月額2,000円〜、Mayflash アーケードスティック F500 Eliteが月額2,100円〜・ワンタイム5,480円〜(7泊8日)という水準です。

Android系の携帯ゲーム機も扱われています。AYANEO Pocket DMG(16GB/512GB)が月額8,600円〜・ワンタイム7,800円〜(7泊8日)、AYANEO Pocket S(1080P・12GB/128GB)が月額6,980円〜・ワンタイム8,980円〜(14泊15日)です。

ここから読み取れるのは、「試してから買いたい」需要が強いジャンルほど取扱いが増えるという傾向です。格闘ゲーム用のコントローラーや高価な携帯機は、自分の手に合うかを確かめたい商品なんですね。

逆に据置の本体は、価格が高いうえに回転も必要なので、貸す側のリスクが大きいのだと考えられます。だから本体だけが手薄になる、という構造が見えてきます。

在庫は「返却・入荷待ち」と表示される商品も多く、借りたいタイミングで空いているとは限りません。日程が決まっているなら早めに確認するのが確実でしょう。

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月額プランとワンタイムプラン

次にプランの形です。レンティオは2つの課金方式を用意しています。

ワンタイムプランは期間を決めて借りる形で、PS5なら7,280円(税込)で14泊15日。同社の表示では「16日目からは+200円/日」となっており、延長は日割りで加算されます。「途中で月額制切替OK」とも案内されています。

月額制プランは継続課金で、PS5は8,300円(税込)/月。条件として「3ヶ月以上のご利用で解約料が0円に」「月額課金の自動終了: 12ヶ月」と表示されています。

この「12ヶ月で自動終了」が重要です。12ヶ月払い続けると月額課金が止まり、手元の本体をそのまま使い続けられる設計になっています。

配送面の条件も押さえましょう。同商品の表示では配送手数料が480円、返却送料は無料です。ワンタイムで借りるなら7,280円+480円=7,760円が実際の支払額になります。

なお同社のPS5は「点検済みリユース品」と明記されています。新品ではなく、「製品自体の外箱と保証書は通常付属いたしません。付属品は一部互換品となる場合があります」という注記も付いています。箱ごと人に見せたい用途には向きません。

破損時の扱いも公開されています。同社の「トラブルあんしん宣言」では、過失のない故障・破損は賠償費用を請求せず、過失による故障・破損でも負担は最大で都度2,000円までとされています。子どもが使う前提なら、この上限の有無は判断材料になります。

新品を買う場合の金額

プレイステーション5が55,000円から137,980円、ニンテンドースイッチ2が59,980円から69,980円という購入価格の幅を示したスライド
新品で買う場合の価格幅と条件

レンタルが割安かどうかは、比べる相手となる新品の価格で決まります。ところが今は、同じ名前の機種でも国内専用のモデルと通常のモデルで価格が分かれていて、本体だけでも55,000円から137,980円まで幅があります。どのモデルを基準にするかで、借りるのと買うのとの分かれ目は大きく動きます。

任天堂のSwitch 2は、日本語・国内専用モデルと多言語対応モデルで1万円の差があり、本体を貸し出す先が乏しいため、購入を前提に考えることになりやすい機種です。PS5の価格は2026年4月2日に改定されましたが、そのなかで55,000円から動かなかったのが、PS5 デジタル・エディション 日本語専用です。ただしこのモデルには本体の言語とアカウントの国・地域の設定に条件があり、使えるのも日本国内に限られます。この章では、任天堂とソニーの希望小売価格(税込)をモデル別に確かめます。買う気のあるモデルを1つ決め、その時点の最新価格を基準にすると、レンタルとの比較がぶれません。

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Switch 2は59980円から

任天堂の商品ラインナップページで確認できる希望小売価格です。

Nintendo Switch 2の日本語・国内専用モデルが59,980円(税込)で、発売日は2025年6月5日。多言語対応のNintendo Switch 2は69,980円(税込)です。同じ本体で1万円の差があります。

ソフト同梱のセットも公開されています。スプラトゥーン レイダースセットが64,980円(税込)で2026年7月23日発売、モンスターハンターワイルズ セットが61,980円(税込)で2026年12月4日発売です。

ここで効いてくるのが、先に見た取扱いの事情です。本体のレンタル先が見つかりにくいということは、Switch系は買うかどうかの判断になりやすいということになります。

判断を助ける材料としては、ソフト同梱セットとの差額が使えます。本体59,980円に対してモンスターハンターワイルズ セットが61,980円なら、差は2,000円。遊びたいソフトが決まっているなら、セットのほうが総額で有利になる場面があるわけですね。

価格は改定されるので、購入前に任天堂の公式ページで最新の希望小売価格を確認してください。

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PS5は55000円から137980円

ソニー・インタラクティブエンタテインメントの価格は、2026年4月2日から改定されています。

PlayStation.Blogの告知によると、改定後の希望小売価格(税込)はPS5が97,980円、PS5 デジタル・エディションが89,980円、PS5 Proが137,980円です。PlayStation Portal リモートプレーヤーは39,980円とされています。

一方で、価格が据え置かれたモデルがあります。「PlayStation 5 デジタル・エディション 日本語専用」は55,000円(税込)から変更なしと明記されています。2025年11月21日発売のモデルです。

ただし条件があります。同モデルは「本体言語を『日本語』、かつ『国/地域』を『日本』に設定しているPlayStation®のアカウントでのみ利用可能」とされ、利用は「日本国内での使用に限定」されています。ディスクドライブは非搭載で825GBのSSDを内蔵し、別売りのディスクドライブを取り付ければパッケージ版も遊べるという仕様です。

つまりPS5の購入額は、最安の55,000円から最上位の137,980円まで2.5倍の幅があります。レンタルと比べるときは、自分が買うつもりのモデルの価格を基準にする必要があります。

なお価格は今後も改定されます。購入前にPlayStation公式サイトで最新の希望小売価格を確認してください。

借りると買うの損益分岐

数字が揃ったので計算します。ここがこの記事の中心です。

比べるのはレンティオのPS5(月額8,300円/ワンタイム7,280円・14泊15日)と、ソニーの公式価格です。どちらもレンタル品は点検済みリユース品、購入は新品という前提の違いがあることを押さえて読んでください。

先に答えを書くと、分岐はおよそ12ヶ月です。そしてこの12ヶ月という数字は偶然ではありません。

この章で月額プランの分岐、ワンタイムプランの回数、そして買取扱いの仕組みを順に確認します。計算は割り算だけなので、自分の想定する利用月数に置き換えて使ってください。

なお家電のサブスクには、月額が購入価格の分割になっている例が他にもあります。仕組みの共通点は家電サブスクのデメリット7つ|月額は購入価格の24分割だった検証で確認できます。

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月額プランは12ヶ月で並ぶ

月額8,300円のプランを12ヶ月続けると合計99,600円になり、規定価格と一致して課金が自動終了する仕組みを示したスライド
レンタルと購入の損益分岐は12ヶ月

計算してみましょう。月額8,300円を払い続けると、12ヶ月で8,300×12=99,600円になります。

この99,600円という数字は、レンティオが同商品の「当社規定価格」として表示している金額と一致します。同社は月額制プランの場合の購入時の支払金額を「99,600円 −(月額料金 × お支払済み月数)」と説明していて、12ヶ月払えば差引額がゼロになる計算です。

そして先に見たとおり、同プランには「月額課金の自動終了: 12ヶ月」という条件が付いています。つまり12ヶ月払うと課金が止まり、本体がそのまま手元に残るという設計です。

新品の購入価格と比べます。PS5のディスクドライブ搭載モデルは改定後97,980円(税込)なので、99,600円との差は1,620円。ほぼ同額です。

月数で見ると、97,980÷8,300=約11.8ヶ月。12ヶ月を待たずに、11.8ヶ月目で新品価格に並びます。

ここから言えるのは、1年使う前提なら月額プランに価格面の利点はほとんどないということです。ただし手元に残るのは点検済みリユース品で新品ではないので、同額なら新品を買うほうが条件は良いことになります。

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ワンタイムは7回分で本体に届く

短期のほうを見ます。ワンタイムプランは7,280円(税込)で14泊15日、これに配送手数料480円を足して7,760円です。

最安の購入モデルであるPS5 デジタル・エディション 日本語専用の55,000円と比べると、55,000÷7,760=約7.1回。14泊15日のレンタルを7回やって、ようやく本体1台分という関係です。

ディスクドライブ搭載モデルの97,980円と比べれば、97,980÷7,760=約12.6回。年に1〜2回しか遊ばないなら、何年借りても本体価格に届きません。

この計算が示すのは、レンタルが効くのは「回数が少ない」用途だということです。遊びたいソフトが1本ある、子どもが続けるか試したい、帰省の期間だけ使いたい。こういう使い方ならレンタルが明確に安くなります。

逆に毎週遊ぶなら、半年も経たずに買うほうが有利になります。月に1回以上起動するかどうかが、ひとつの目安になるでしょう。

この「回数で決める」という考え方は、ゲーム機に限りません。年に数回しか使わない機器ほどレンタルが効くという関係は、カメラでも同じです。一眼レフレンタルの料金相場と選び方|3泊4日の相場と補償の上限額では3泊4日の相場から同じ計算をしています。

なお16日目からは+200円/日の加算になります。3週間借りると7,280+200×6=8,480円で、月額8,300円を上回ります。20日を超えるなら月額プランに切り替えたほうが安いという分岐です。同社も「途中で月額制切替OK」と案内しています。

計算の根拠が分かると、他の家電でも同じ判断ができます。期間別の考え方は家電の短期レンタル料金|1週間4680円と1ヶ月1500円の分かれ目に整理してあります。

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条件を並べて比べる

ここまでの数値を1つの表にまとめます。料金は各社が公開している税込価格で、改定される前提で見てください。

→ 横にスクロールできます

選び方 金額 期間 手元に残るか 品物の状態 向いている使い方
レンタル:ワンタイム 7,280円+配送480円=7,760円 14泊15日(16日目から+200円/日) 残らない 点検済みリユース品 ソフト1本を遊ぶ・試し遊び
レンタル:月額制 8,300円/月(12ヶ月で99,600円) 3ヶ月以上で解約料0円・12ヶ月で課金自動終了 12ヶ月で残る 点検済みリユース品 数ヶ月だけ遊ぶ・分割で払いたい
購入:PS5 デジタル・エディション 日本語専用 55,000円 — 残る 新品 長く遊ぶ・国内のみで使う
購入:PS5 デジタル・エディション 89,980円 — 残る 新品 長く遊ぶ・制約なしで使う
購入:PS5(ディスク搭載) 97,980円 — 残る 新品 パッケージ版を使う
購入:PS5 Pro 137,980円 — 残る 新品 性能を優先する
購入:Nintendo Switch 2 日本語・国内専用 59,980円 — 残る 新品 本体レンタルの選択肢が薄いため購入が前提
購入:Nintendo Switch 2(多言語対応) 69,980円 — 残る 新品 言語の制約を避ける

表にすると、判断は単純になります。遊ぶ期間が1ヶ月以内ならワンタイム、数ヶ月なら月額、1年以上なら購入。この3択です。

レンタル料金はレンティオの公式表示(PS5・点検済みリユース品)、購入価格は任天堂とソニー・インタラクティブエンタテインメントの希望小売価格です。レンタルと購入では品物の状態が違うので、同じ金額なら新品の購入が条件として有利になります。

在庫も料金も時期で変わるので、遊ぶ日程が決まったら実際の表示で確かめてください。

レンティオでゲーム機の料金と在庫を確認する

◆いつきのメモ

料金表を計算していて感心したのは、月額12ヶ月の合計が規定価格とぴったり一致していたことです。偶然ではなく、1年で買取に着地するよう設計された料金なんですね。裏を返せば、1年使うつもりなら最初から買うのが素直ということになります。

返却前にやることと注意点

ゲーム機は個人のアカウントやセーブデータと結びつく機器なので、ほかの家電より返す前にやることが多くなります。作業を省いて返すと自分のアカウントの情報が残ったまま次の利用者に渡るおそれがあり、反対に、手順の前後を取り違えるとセーブデータを失って元に戻せなくなります。基本は、データを退避させ、連携を解いてから初期化するという順番です。Switchで遊んだ続きをほかの本体に移すなら、ユーザーの引っ越しは初期化より前に終えておく工程で、PS5では機器認証の解除が初期化の前に入ります。

レンタルでは返却の期限もあるため、作業にかかる時間を見込んで早めに取りかかることや、届いたときの付属品を控えておくことも押さえておきたい点です。この章では、任天堂とソニーそれぞれの手順とレンタル特有の注意点を確かめ、あわせてよくある質問にも答えます。手順は両社とも公式サポートで公開されているので、記憶に頼らずその手順書どおりに進めてください。

参照するのは任天堂サポート「Nintendo Switchの譲渡/廃棄について」とPlayStation「PlayStation機器を手放す/廃棄するときの注意点」の2つです。

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Switchはユーザーの引っ越しが先

任天堂のサポート情報には、譲渡・廃棄の前に行う手順が並んでいます。レンタル品の返却も同じ考え方で使えます。

順番が大事です。同社は「初期化の前に、新たに使用する本体へ『ユーザーの引っ越し』をしてください」と案内しています。別の本体で遊び続けるなら、初期化より先に引っ越しを済ませる必要があります。

物理的な確認も要ります。「microSDカードをお使いの方は、microSDカードを忘れずに抜いてください」。自分のカードを入れていたなら、返却前に必ず取り出しましょう。

ネットワークの条件もあります。「ニンテンドーアカウントを連携している場合は、インターネットに接続できる環境で、本体の初期化をしてください」とされています。圏外で初期化しようとすると連携が解除されません。

消えるものの範囲も明示されています。初期化により「本体内のすべてのデータが消え、microSDカードに保存されているソフト関連のデータも使えなくなります」。つまり自分のmicroSDに入れたソフトのデータも使えなくなるということです。

定期課金にも注意が要ります。Nintendo Switch Onlineを自動継続購入中の場合は「ニンテンドーeショップ/Nintendo Storeで更新停止してから、本体の初期化をしてください」と案内されています。初期化だけでは課金は止まりません。

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PS5は機器認証の解除が必要

ソニー側も手順が公開されています。PlayStationのサポートページには、機器を手放すときの注意点がまとめられています。

PS5でまず行うのが機器認証の解除です。操作パスは「[設定]>[ユーザーとアカウント]>[その他]>[コンテンツ共有とオフラインプレイ]>[無効にする]」とされています。これをしないと、その本体が自分のアカウントの「いつも使う本体」として残り続けます。

次に本体の初期化です。「[設定]>[システム]>[システムソフトウェア]>[初期化]>[PS5を初期化]」という操作パスが示されています。

バックアップは初期化の前です。同ページは必要なデータを初期化前にバックアップするよう案内しています。セーブデータをクラウドまたはUSBストレージへ退避させてから進めることになります。

なおPS4やPS3の初期化については、より確実にデータを消去するためクイックフォーマットではなくフルフォーマットが推奨されています。借りた機種が旧世代なら、この選択肢を確認してください。

レンタル特有の注意として、返却期限と初期化の作業時間を分けて見積もることも挙げておきます。フルフォーマットは時間がかかるので、返却日の当日に始めると間に合わない可能性があります。

付属品の確認も返却前の作業に入ります。先に触れたとおり、点検済みリユース品は「付属品は一部互換品となる場合があります」とされています。届いたときに何が入っていたかを写真で残しておけば、返却時の数え漏れを防げます。

遊ぶ環境の準備も忘れがちです。本体を借りてもテレビのHDMI端子とソフトは別に必要で、システムソフトウェアの更新やダウンロード版の購入にはインターネット接続が要ります。到着してから環境が足りないと気づくと、短い貸出期間を消費してしまいます。

ゲーム機以外の家電でも、レンタルの条件は似た構造です。期間と審査と返却の条件をまとめて確認したいなら、家電レンタル・サブスク比較2026|期間別に選ぶおすすめと料金の見方でサービス全体の見方を押さえられます。

ゲーム機レンタルに関するよくある質問(FAQ)

Nintendo Switchの本体はレンタルできますか?

家電レンタル大手のレンティオでゲーム機本体のカテゴリを確認したところ、表示されたのは4件で、いずれもソニー製(PS5 ディスクドライブ搭載 CFI-2000A01、PlayStation Portal リモートプレーヤーのホワイトとブラック、PlayStation VR2 CFIJ-17000)でした。Nintendo Switchの本体は一覧に入っていません。コントローラーなどの周辺機器は取扱いがありますが、本体は別枠です。取扱商品は入れ替わるので、借りたい時期に各サービスの商品一覧で在庫を確認してください。店舗でのレンタルを行っている事業者もあるため、店頭の取り扱いも合わせて調べる価値があります。

何ヶ月借りると買うより高くなりますか?

レンティオのPS5(点検済みリユース品)の月額制プランは8,300円(税込)なので、97,980÷8,300=約11.8ヶ月で、新品のPS5ディスクドライブ搭載モデル(改定後97,980円・税込)の価格に並びます。12ヶ月払うと8,300×12=99,600円で、同社が表示する「当社規定価格」99,600円と一致し、同プランの「月額課金の自動終了: 12ヶ月」により課金が止まって本体が手元に残ります。つまり1年使う前提なら価格面の利点はほとんどなく、しかも残るのは新品ではなく点検済みリユース品です。同額なら新品の購入のほうが条件は良くなります。

子どもが続けるか分からない場合はどう借りればよいですか?

期間を区切れるワンタイムプランが向きます。レンティオのPS5は7,280円(税込)で14泊15日、配送手数料480円を加えて7,760円です。最安の購入モデル(PS5 デジタル・エディション 日本語専用・55,000円・税込)と比べると約7.1回分にあたるので、続くか分からないうちに買うより負担が小さくなります。破損の心配については、同社の「トラブルあんしん宣言」で過失のない故障・破損は賠償費用を請求せず、過失がある場合でも負担は最大で都度2,000円までとされています。ただし水没や重大な破損などは例外が定められているので、条件は申込前に公式ページで確認してください。

返却前にセーブデータはどうすればよいですか?

初期化より先に退避させます。任天堂は譲渡・廃棄の前について「初期化の前に、新たに使用する本体へ『ユーザーの引っ越し』をしてください」と案内し、初期化により「本体内のすべてのデータが消え、microSDカードに保存されているソフト関連のデータも使えなくなります」としています。ソニーのサポートページも、必要なデータは初期化前にバックアップするよう案内しています。順番を逆にすると取り返せないので、バックアップまたは引っ越し→機器認証やアカウント連携の解除→初期化、という順で進めてください。microSDカードを入れていた場合は抜き忘れにも注意が必要です。

20日くらい借りたいときはどちらのプランが安いですか?

20日を超えるなら月額制のほうが安くなります。レンティオのワンタイムプランはPS5が7,280円(税込)で14泊15日、表示では「16日目からは+200円/日」です。21日借りると7,280+200×6=8,480円になり、月額制プランの8,300円(税込)を上回ります。同社は「途中で月額制切替OK」と案内しているので、延びそうだと分かった時点で切り替えるのが合理的です。ただし月額制には「3ヶ月以上のご利用で解約料が0円に」という条件があり、3ヶ月未満での解約には解約料が発生します。切り替えの可否と解約条件は申込前に公式ページで確認してください。

まとめ|期間で3択に分かれる

1ヶ月以内ならワンタイム、数ヶ月なら月額制、1年以上なら新品購入という期間別の選択肢と金額を並べた比較表のスライド
遊ぶ期間で決まる3つの選択肢

ゲーム機を買わずに遊ぶ方法は、遊ぶ期間で3つに分かれます。

1ヶ月以内ならワンタイムプランです。レンティオのPS5は7,280円(税込)で14泊15日、配送手数料480円を加えて7,760円。最安の購入モデル55,000円の約7分の1なので、ソフト1本を遊ぶ用途や子どもの試し遊びには明確に有利でした。

数ヶ月なら月額制プランです。PS5は月額8,300円(税込)で、3ヶ月以上の利用で解約料が0円になります。借りる日数が20日を超えると、月額制のほうがワンタイムより安くなる分岐もありました。

1年以上なら購入です。月額8,300円は11.8ヶ月で新品のPS5ディスクドライブ搭載モデル(97,980円・税込)に並び、12ヶ月で合計99,600円=同社の規定価格に到達して買取扱いになります。同額で残るのが点検済みリユース品であることを考えると、1年使うつもりなら新品を買うのが素直でした。

購入額は機種で大きく違います。PS5 デジタル・エディション 日本語専用が55,000円、デジタル・エディションが89,980円、ディスク搭載が97,980円、PS5 Proが137,980円。Nintendo Switch 2は日本語・国内専用が59,980円、多言語対応が69,980円です。日本語専用モデルには国や言語設定の制約があるので、条件を読んでから選んでください。

そして品ぞろえの現実です。レンティオのゲーム機本体カテゴリは4件で全てソニー製であり、Nintendo Switchの本体は入っていませんでした。任天堂のハードを試したいなら、店頭レンタルを扱う事業者を探すか、購入を前提に考えるほうが早いことになります。

返却前の作業も忘れないでください。任天堂は初期化の前にユーザーの引っ越しを、ソニーは機器認証の解除([設定]>[ユーザーとアカウント]>[その他]>[コンテンツ共有とオフラインプレイ]>[無効にする])と初期化([設定]>[システム]>[システムソフトウェア]>[初期化]>[PS5を初期化])を案内しています。順番を逆にするとデータが戻りません。

料金・価格・取扱商品はいずれも変更されます。本記事の数値は各社が公開している内容をもとにした目安として扱い、正確な情報は公式サイトをご確認ください。契約条件や解約料の扱いについて迷う点があれば、最終判断は各サービスの公式規約および問い合わせ窓口でご確認ください。

判断は「何ヶ月遊ぶか」の1問で決まります。1ヶ月以内=ワンタイム、数ヶ月=月額制、1年以上=購入。迷ったら、月に1回以上起動するかを考えてみてください。起動するなら買うほうが早く得になります。