レンタカーの借り方完全ガイド!必要なものと当日の流れ

こんにちは。UNOWNED でレンタル・サブスクを調べているいつきです。

初めてレンタカーを借りるとき、いちばん不安なのは「当日カウンターで何をするのか分からない」という点ではないでしょうか。

持ち物は免許証だけでいいのか、手続きにどれくらいかかるのか、車を受け取ったあと何を確認すればいいのか。事前に調べようとしても、各社の案内は自社の手順だけを書いているので、全体像がつかみにくいのが実情です。

結論から言うと、有効な運転免許証と支払い手段さえ揃っていれば、当日その場でも借りられます。ただし受付から出発までには20分から30分ほどかかるので、出発時刻から逆算して店舗に着く必要があります。

この記事では、各社が公開している利用ガイドをもとに、予約から返却までを時系列で整理します。あわせて、契約時に確認しておかないと後から効いてくる条件もまとめました。読み終えたときには、当日の流れが頭の中で再生できる状態になっているはずです。

  • レンタカーを借りるのに必要な持ち物と、免許証で見落としやすい点
  • 予約から出発までの手続きの中身と、かかる時間の目安
  • 契約時に確認しておくべき走行距離や返却の条件
  • 返却当日にやることと、慌てないための段取り
スポンサーリンク

レンタカーを借りるのに必要なもの

まずは持ち物から整理します。必要なものは意外と少なく、基本は運転免許証と支払い手段の2つだけです。

ただしその2つに、当日つまずきやすい落とし穴が隠れています。持ち物が少ないのは、レンタカーが「車を貸す」という単純な契約だからですね。審査も保証人も要りません。その代わり、運転できる資格があることと、あとから請求できる相手であることの2点は、きっちり確認されます。だから免許証は有効期限と住所を先に見ておきたいところ。住所が現住所と違う場合は、現住所を証明する書類の提示を求められることもあるので、出かける前に一度手に取って確認しておいてください。

この章では、運転免許証は有効期限と住所を先に確認すること、支払い手段はクレジットカードが基本であること、そして予約時に決めておく5つの項目を順に見ていきます。

スポンサーリンク

運転免許証は有効期限と住所を先に確認

絶対に必要なのが、有効な運転免許証です。

これは運転する人全員が対象になります。交代で運転する予定があるなら、その全員の免許証をカウンターに出す必要があるということです。誰か一人が持っていれば済む話ではありません。

そして当日いちばん多いつまずきが、免許証そのものの状態です。有効期限が切れていた、引っ越したのに住所変更をしていなかった、という理由で手続きが止まることがあります。住所が現住所と違う場合は、現住所を証明する書類の提示を求められることもあるので、出かける前に免許証を一度手に取って確認しておいてください。

日本の免許証を持っていない場合は、条件が変わります。国際運転免許証と本国の免許証をセットで提示する、あるいは日本語翻訳文を添えるといった対応が必要になり、受け付けられる書類の種類は国によって異なります。海外から来た家族や友人に運転してもらう予定があるなら、予約の前に会社へ確認してください。

免許の色や取得からの年数は、原則として貸し出しの条件になりません。取得したばかりの初心者でも借りられますし、初心者マークが必要な期間であれば店舗で貸し出してくれることが多いです。ただし会社によっては、免許取得から一定期間が経っていることを条件にする車種クラスを設けている場合があります。

お金の面で影響が大きいのは、補償のほうです。会社によっては21歳未満の方や免許取得から1年未満の方は免責補償に加入できない設定になっており、その場合は事故のときの自己負担が通常より重くなります。若い方が運転する予定があるなら、貸し出しの可否だけでなく補償に入れるかどうかまで、予約前に確認しておいてください。

マイナンバーカードに免許情報を一体化したマイナ免許証にも、各社が順次対応しています。トヨタレンタカーは来店時の持ち物として運転免許証またはマイナ免許証を挙げています。

ただし提示のしかたが従来の免許証とは違います。自分のスマートフォンに読み取り用のアプリを入れ、暗証番号を入力してマイナンバーカードを読み取り、その場で表示された画面をスタッフに見せる方式が基本です。事前に撮ったスクリーンショットでは受け付けられません。切り替えた方は、アプリの用意とスマートフォンの充電まで含めて準備しておいてください。対応の可否は会社や店舗で異なる場合があるので、予約時に確認しておくと安心です。

免許証以外の本人確認書類を求められる場面もあります。マイナンバーカードや健康保険証、パスポートなどが該当します。免許証の住所が古いままの人、あるいは支払いを現金で考えている人は、この追加書類が必要になる可能性が高くなります。

免許証を忘れると、その場では借りられません。コピーや写真、免許証番号のメモでは代わりになりません。取りに戻る時間を考えると、出発前の持ち物確認でいちばん優先すべきはここです。同乗者に運転を代わってもらう予定があるなら、その人の免許証も同じ扱いになります。

スポンサーリンク

支払い手段はクレジットカードが基本

もうひとつ必要なのが、支払い手段です。

各社ともクレジットカード決済を基本にしています。理由は、返却時に追加料金が発生する可能性があるからです。給油の精算、延長料金、事故時の負担金など、貸し出しの時点では金額が確定しないものがあるため、後払いの担保としてカードが求められます。

会社によっては、貸し出し時にデポジットと呼ばれる預り金を求められることもあります。返却時の精算で問題がなければ戻ってくるお金ですが、その分の残高や与信枠は一時的に押さえられます。カードの利用可能額に余裕がない状態で借りると、決済が通らないことがあるので注意してください。

とはいえ、現金で借りられないわけではありません。オリックスレンタカーは来店時に必要なものとして「クレジットカードまたは現金」と案内しています(出典:オリックスレンタカー ご出発からご利用までの流れ)。ただし現金の場合は、追加の本人確認書類や事前の連絡が条件になることが多くなります。

カードを使わない前提で借りたい方は、現金やデビットで借りる条件と必要書類をまとめた記事で会社ごとの違いを確認しておくと確実です。店舗によって対応が分かれるため、予約前に決めておきたい部分になります。

もうひとつ、ETCカードの扱いも押さえておいてください。高速道路を使う予定があるなら、自分のETCカードを持っていくのが基本です。車載器は付いていてもカードは付いていないのが通常で、店舗でカードを借りる場合は別料金と返却時の精算が発生します。

オプションの料金は、返却時にまとめて精算されるものと、出発時に前払いするものが混在しています。カーナビやチャイルドシートのように24時間単位で加算されるものは、日数分の見積もりを出発前に確認しておくと、返却時の金額に驚かずに済みます。

なお、ネット予約時にクレジットカードで事前決済しておくと、店頭でカードを提示する必要がなくなり、手続き時間を短縮できます。急いでいるときや、複数人で出発するときには有効な選択肢です。

スポンサーリンク

予約時に決めておく5つの項目

予約の段階で決めることは、実はそれほど多くありません。

ただし、あとから変更しづらい項目があるので、先に整理しておくと当日が楽になります。

→ 横にスクロールできます

決める項目 判断の基準 あとから変えられるか
出発と返却の日時 移動時間に給油と手続きの余裕を足して決める 空きがあれば変更可・料金は変わることがある
車種クラス 乗る人数と荷物の量で決める(車種の指定は不可が基本) 空きがあれば変更可
出発店舗と返却店舗 同じ店舗が基本・別店舗は乗り捨て料金が必要 変更しづらい
補償プラン 自己負担をどこまで許容できるかで決める 出発手続き時まで
オプション チャイルドシート・ETCカード・スタッドレスなど 在庫次第・直前は難しい

出発店舗と返却店舗を変える乗り捨ては、料金が大きく動く項目です。同一エリア内なら無料の会社もありますが、県をまたぐと数千円から数万円になることがあります。片道だけ車を使いたい行程では、この料金を含めた総額で判断してください。

オプションは在庫の制約を受けます。チャイルドシートやスタッドレスタイヤは台数が限られているため、直前の申し込みだと用意できないことがあります。子ども連れや冬季の旅行では、車の予約と同じタイミングで押さえておくのが確実です。

とくに注意したいのが車種クラスです。レンタカーは車種ではなくクラスで予約するのが基本なので、同じクラスの中でどの車が来るかは店舗の在庫次第になります。「この車がいい」という希望がある場合は、車種指定ができるプランかどうかを確認してください。

もうひとつ、予約の時点で人数と荷物を具体的に数えておくことをおすすめします。大人4人でスーツケースが4つなら、コンパクトカーでは荷室が足りません。乗車定員だけで選ぶと当日になって積めないことが分かり、クラス変更で追加料金が発生します。定員より荷物のほうが先に限界を迎えると考えておくと、失敗が減ります。

料金の全体像を先に押さえておきたい方は、基本料金に何がいくら上乗せされるかを整理した記事を読んでおくと、予約画面の見積もりが読めるようになります。

予約から出発までの流れ

ここからは当日の動きを時系列で見ていきます。全体の流れは各社でほぼ共通していて、来店・受付・説明・車両確認・出発という順番で進みます。

各社がほぼ同じ順番なのは、貸渡契約(レンタカー会社と結ぶ正式な利用契約のこと)という同じ枠組みで運営されているからです。どの会社を選んでも、やることは大きくは変わりません。時間の目安としては、店舗に着いてから車で走り出すまで20分から30分は見ておいてください。そして飛ばしてはいけないのが、車両の傷を出発前に一緒に確認する工程です。とくに4か所は日常的に傷が付きやすく、かつ見落としやすい場所なので、係の人と一緒に見ておくと返却時にもめません。

この章では、予約は希望日時と車種クラスを指定すること、受付から出発までは20〜30分を見ておくこと、そして車両の傷は出発前に一緒に確認することを順に見ていきます。

スポンサーリンク

予約は希望日時と車種クラスを指定する

予約は各社の公式サイトか、複数社をまとめて扱う予約サイトから行います。

公式サイトは会員割引やポイントが使える一方、予約サイトは同じ条件で複数社の料金を並べられるという違いがあります。どちらが安いかは時期と地域で変わるので、決め打ちせずに両方を見るのが確実です。

店舗の場所選びも、意外と当日の負担を左右します。空港や新幹線の駅に隣接した店舗は移動が楽な一方、料金がやや高めで混雑もしやすい傾向があります。少し離れた市内店舗を選ぶと安くなることがありますが、その場合は送迎バスの有無と運行間隔を先に確認してください。荷物が多いときは、この差が大きく効いてきます。

キャンセルの扱いも見ておいてください。多くの会社は出発の数日前までなら無料ですが、前日や当日になるとキャンセル料が発生します。予定が固まっていない段階で押さえる場合は、無料でキャンセルできる期限がいつまでかを確認しておくと、あとで判断しやすくなります。

予約なしで当日いきなり店舗に行くこともできますが、在庫がある保証はありません。とくに連休や週末は、朝の時点で軽自動車とコンパクトカーが埋まっていることも珍しくありません。当日利用でも、店舗に着く前にネットで空きを押さえておくほうが安全です。

割引の使い方には順番があります。割引は併用できないので選び方と順番が肝心という記事にまとめたとおり、早割と会員割引を両方使うことはできないケースが多いので、割引後の総額で比べてください。

初めての一台なら、複数社の空き状況と料金をまとめて見られる予約サイトから入るのが手早いです。じゃらんレンタカーは人気レンタカー会社を横断して検索できるので、日時と出発店舗を入れるだけで候補が並びます。

じゃらんレンタカーで日時と店舗を入れて空きを確認する

スポンサーリンク

受付から出発までは20〜30分を見ておく

来店・受付と契約書の作成・補償の説明・車両の外観確認・シート調整と出発という5工程と所要時間の目安を示したスライド
レンタカー受付から出発までの5工程

店舗に着いてから車で走り出すまで、20分から30分は見ておいてください。

この時間の中でスタッフから聞かれるのは、だいたい決まっています。補償プランをどうするか、給油の方式をどうするか、返却の時刻と店舗はこれで合っているか。この3つに即答できる状態で行くと、待ち時間はかなり短くなります。逆に、その場で補償を悩み始めると、後ろに並んでいる人ごと待たせることになります。

この時間の内訳は、免許証の確認、契約書の作成、補償やオプションの説明、車両の外観確認、そしてシートやミラーの調整です。トヨタレンタカーの案内でも、来店後に貸渡契約書の作成と確認、車体の傷や凹みの確認、シートとミラーの調整、シートベルトの着用確認という順で進み、最後に予定料金を支払う流れが示されています(出典:トヨタレンタカー ご出発のお手続き)。

混雑する時間帯はこれより延びます。連休初日の朝、空港店舗の到着便が重なる時間、月末の引っ越しシーズンなどは、カウンターに列ができることを前提に組んでおくべきです。出発時刻から逆算して、余裕をもって着くようにしてください。

人数が多いほど時間は延びます。運転者が3人なら免許証の確認も3人分になりますし、チャイルドシートの装着があればさらに追加されます。家族旅行の初日は、この工程だけで40分前後という目安を持っておくと、予定を組みやすくなります。

逆に、時間を短縮しやすいのは平日の日中や、駅前より郊外の店舗です。空港店舗は到着便の時刻に合わせて混雑の波があるので、便が集中する時間帯を外せるなら外したほうが早く出発できます。

時間を縮めたい場合は、ネットでの事前決済が効きます。店頭でのカード提示が不要になるぶん、手続きが短くなります。無人での貸し出しに対応した店舗を選ぶという手もあり、アプリ完結型と大手セルフ型を条件から比較した記事で仕組みを確認できます。

◆いつきのメモ

返却時刻は出発の手続きが終わった時点からではなく、予約した時刻から数えられます。受付に手間取っても返却時刻は延びないので、遅れて着くと使える時間が短くなります。

スポンサーリンク

車両の傷は出発前に一緒に確認する

出発前の手続きで、いちばん飛ばしてはいけないのが車両の外観確認です。

これはスタッフと一緒に車のまわりを歩いて、傷や凹みの有無を確認する工程です。ここで既存の傷を記録しておかないと、返却時に「借りている間に付いた傷」として扱われる可能性が出てきます。

見るべきポイントは決まっています。バンパーの角、ドアの下側、ホイールの縁、フロントガラスの飛び石跡。この4か所は日常的に傷が付きやすく、かつ見落としやすい場所です。

この工程を「スタッフがやってくれるもの」と考えて車内で待っていると、確認に立ち会えません。案内されたら一緒に降りて、自分の目で見てください。返却時にやり取りが発生するかどうかは、ここでの数分で決まります。

気になる箇所があれば、スマートフォンで写真を撮っておくのも有効です。日時が記録として残るので、返却時に説明しやすくなります。誰かを疑うためではなく、お互いの認識をそろえるための作業だと考えるとよいでしょう。

撮り方にもコツがあります。車全体を4隅から撮って全体像を残し、そのうえで気になる箇所を寄りで撮る。この2段階にしておくと、あとから「どこの傷か」を説明しやすくなります。1枚に全部を収めようとすると、細かい傷は写りません。

チェックシートは会社によって書式が違いますが、車の図に傷の位置を書き込む形式が一般的です。すでに書き込まれている印が実際の傷と対応しているか、その場で照らし合わせてください。

車内も同じです。シートの汚れ、内装の破れ、装備品の欠品がないかを、鍵を受け取る前にひととおり見ておきます。ここまで済ませてから、シート位置とミラーを調整して出発という流れになります。

契約時に確認しておく条件

走行距離の制限と返却時刻および連絡先という契約時に確認すべき2つの条件をまとめたスライド
契約時に確認する走行距離と返却の条件

契約書にサインする前に、目を通しておきたい条件が2つあります。どちらも数行で書かれている項目なので、見つけ方さえ分かれば30秒で確認できます。

契約書を全部読む時間はないと思いますが、この2つだけは目で追ってください。1つ目が走行距離の制限で、上限を超えた場合は1kmあたりの超過料金がかかる仕組みになっています。2つ目が返却時刻と、延長したいときの連絡先です。返却については、24時間区分で借りたなら18時間で返しても24時間分の支払いになるという考え方も知っておきたいところ。どちらも料金表には出てこない項目ですが、あとから効いてくる部分です。

この章では、走行距離の制限があるかどうかと、返却時刻と延長時の連絡先について順に見ていきます。

スポンサーリンク

走行距離の制限があるかどうか

結論から言うと、多くのレンタカーは走行距離が無制限です。

そのため、この項目を気にせず借りている方がほとんどだと思います。ただし、すべてがそうというわけではありません。会社・車種・利用期間の組み合わせによっては、走行距離に上限が設定されているプランがあります。

制限の有無は、予約画面のプラン名や注意書きに書かれています。「距離無制限」と明記されていれば安心ですが、何も書かれていない場合は制限があるかどうかを問い合わせるのが確実です。書いていないから無制限、と読むのは危険な省略になります。

上限を超えた場合は、1kmあたりの超過料金がかかる仕組みです。相場としては1kmあたり10円から25円程度とされているので、たとえば上限を200km超えると2,000円から5,000円の追加になります。長距離の移動を予定しているなら、確認しておく価値のある金額です。

距離無制限であっても、遠出をするなら店舗に伝えておくほうが無難です。長距離を走る予定を共有しておくと、給油やトラブル時の対応について案内をもらえることがあります。制限がないことと、どこへ行ってもよいことは、必ずしも同じではありません。

距離制限が付きやすいのは、長期プランとマンスリープランです。1か月単位で借りる契約では、月間の走行距離に上限を設けているケースが少なくありません。旅行での数日利用ではまず問題になりませんが、車を持たない代わりに長期で借りるという使い方をするなら、必ず確認してください。

とくに注意したいのが、格安系の会社と長期プランです。基本料金を下げている分、距離に条件を付けているケースがあります。予約画面の注意書きや契約書の該当欄を、走り出す前に見ておいてください。正確な条件は各社の公式サイトでご確認ください。

スポンサーリンク

返却時刻と延長時の連絡先

もうひとつが、返却の条件です。

返却時刻を過ぎると超過料金が発生しますが、それ以上に大事なのは「遅れそうなときにどこへ連絡するか」を把握しておくことです。オリックスレンタカーも、返却予定時刻に遅れる場合は必ず出発店舗へ連絡するよう案内しています。

延長したときの料金や、営業時間外に返すときの条件は、返却時間と延長料金をまとめた記事で詳しく扱っています。

◆いつきのメモ

返却する店舗の営業時間も必ず見ておいてください。時間外の返却に対応していない店舗があり、対応していても鍵の投函方式で、翌営業日まで精算が終わらないことがあります。

無断で遅れると、超過料金とは別に違約金を設定している会社もあります。渋滞や予定の変更は誰にでも起きることなので、遅れること自体より、連絡しないことのほうが問題になります。

逆に、予定より早く返した場合の扱いも知っておくと判断が変わります。日単位の区分で借りるプランでは、早く返しても料金が戻らないのが一般的です。24時間区分で借りたなら、18時間で返しても24時間分の支払いになります。分単位で課金するカーシェア型とは考え方が違うので、早く返す前提で短い区分を選ぶより、余裕をもって長めの区分を取るほうが安心です。

連絡先は契約書か、車内に置かれている書類に記載されています。出発前にどこに書いてあるかだけ確認しておくと、いざというときに探さずに済みます。

返却の流れと当日の注意点

最後に返却です。

やることは3つだけですが、順番を間違えると時間が足りなくなります。

返却の3ステップは、給油・忘れ物確認・店舗での精算です。このうち店舗に着いてからできるのは最後のひとつだけなので、前の2つをどこで済ませるかが段取りのすべてになります。

返却が慌ただしくなる原因は、たいてい「給油の時間を計算に入れていなかった」ことです。スタンドを探して、並んで、入れて、レシートを受け取るまでを15分から20分の目安として行程に組み込んでおけば、返却で焦らずに済みます。

当日の支払いをできるだけ簡単にしたいなら、表示価格に費用が含まれている予約サイトを選ぶ方法もあります。たびらいレンタカーはカーナビ・消費税・ETC車載器・免責補償費を込みで表示するので、店頭での追加を減らせます。

たびらいレンタカーで込み込みの表示価格を確認する

スポンサーリンク

給油と車内の忘れ物を先に済ませる

店舗近くのスタンドで給油・車内の忘れ物確認・店舗での車両確認と精算という返却当日の3ステップを示したスライド
レンタカー返却当日の3ステップ

返却の基本は、満タンにしてから店舗に向かうことです。

レンタカーは満タンの状態で貸し出されるため、返却時も満タンに戻すのが原則になっています。満タンでない場合は、走行距離に応じて会社が定める換算表で精算されるのが一般的で、自分で給油するより割高になることがほとんどです。

もうひとつ見落としやすいのが、返却時刻とスタンドの営業時間の関係です。早朝や深夜に返す場合、店舗の近くのスタンドが開いていないことがあります。夜間に返す予定なら、前日のうちに満タンにしておくか、24時間営業のスタンドを地図で押さえておいてください。

そこで、返却前の段取りはこうなります。まず店舗の近くのガソリンスタンドで給油し、レシートを受け取る。次に車内を見回して忘れ物がないか確認する。それから店舗へ向かう。この順番だと、店舗に着いてからの作業は車両確認と精算だけになります。

給油の距離やレシートの扱いには会社ごとの決まりがあるので、給油の距離とレシートと精算の方法をまとめた記事を先に読んでおくと、返却時にやり取りが発生しません。

給油の場所選びにも注意点があります。店舗から遠いスタンドで満タンにすると、そこから店舗まで走った分だけ燃料が減ります。多くの会社は返却前の一定距離内での給油を求めているので、店舗の近くで入れるのが原則です。レシートの提出を求められることもあるので、捨てずに持っておいてください。

なお、満タン返しではなく、燃料代を定額で前払いする方式を選べる会社もあります。返却前に給油する手間がなくなる代わりに、使い切らなかった分は戻ってきません。時間を優先するか、費用を優先するかで選ぶことになります。

店舗では、傷や凹み、燃料の状態、忘れ物のチェックが行われます。ここで追加料金があれば精算し、鍵を返して終了です。返却の手続き自体は、混雑していなければ10分程度が目安です。出発時と違って説明や書類の作成がないぶん、短く済むと考えておいてください。

返却当日の段取りをまとめます。

  • 返却時刻の1時間前には給油できる場所を決めておく
  • 満タンにしてレシートを受け取る
  • 座席の下・ドアポケット・トランクを見て忘れ物を確認する
  • 店舗に着いたらスタッフに返却を伝える
  • 車両の確認と精算を済ませて鍵を返す
スポンサーリンク

レンタカーの借り方に関するよくある質問(FAQ)

予約なしで当日いきなり借りられますか?

在庫があれば借りられます。ただし連休や週末は朝のうちに埋まることがあり、確実ではありません。当日利用でも、店舗へ向かう前にネットで空き状況を確認して押さえておくほうが安全です。免許証と支払い手段が揃っていれば、手続き自体は予約ありの場合と変わりません。

運転する人が複数いる場合、全員の免許証が必要ですか?

必要です。運転する可能性のある人は全員、契約時に免許証を提示して登録します。登録していない人が運転すると、事故を起こしたときに補償が受けられなくなる可能性があります。追加の登録は無料または少額で受け付けている会社が多いので、少しでも運転する可能性があるなら登録しておいてください。

手続きにはどれくらい時間がかかりますか?

受付から出発まで20分から30分が目安です。契約書の作成、補償の説明、車両の外観確認、シートとミラーの調整という工程があるためです。混雑する時間帯はさらに延びるので、出発時刻から逆算して余裕をもって着いてください。ネットでの事前決済を使うと、店頭での手続きを短縮できます。

免許証の住所が今の住所と違っても借りられますか?

現住所を証明する書類の提示を求められることがあります。マイナンバーカードや公共料金の領収書などが該当します。会社によって扱いが違うので、住所変更が済んでいない場合は予約時に問い合わせておくと確実です。有効期限が切れている免許証では借りられません。

車種を指定して予約することはできますか?

基本的にはクラス単位の予約になるため、同じクラスの中でどの車になるかは店舗の在庫次第です。会社によっては車種指定ができるプランを別料金で用意している場合があります。特定の車で出かけたい場合は、予約前にそのプランの有無を確認してください。

まとめ|レンタカーの借り方は逆算で決まる

レンタカーを借りるのに必要なものは、有効な運転免許証と支払い手段の2つだけです。運転する人が複数いるなら全員分の免許証が要りますし、免許証の住所が古い場合は現住所を証明する書類が追加で必要になることがあります。

当日の流れは、来店・受付・契約書の作成・補償の説明・車両の外観確認・シート調整・出発という順番です。受付から出発までは20分から30分を見ておき、混雑期はさらに余裕を足してください。

契約時に確認しておきたいのは、走行距離の制限の有無と、返却時刻および遅れる場合の連絡先です。どちらも料金表には出てこない項目ですが、あとから金額に効いてきます。

返却当日の段取りは次のとおりです。

  • 店舗の近くで給油してレシートを受け取る
  • 座席の下やトランクを見て忘れ物を確認する
  • 店舗で車両確認と精算を済ませて鍵を返す
  • 遅れそうなときは着く前に出発店舗へ連絡する

初めての一台は、行程に余裕のある日で試すのがおすすめです。手続きの流れが一度分かってしまえば、二度目以降は受付から出発まであっという間に感じられるようになります。

会社ごとの手続きの細かい違いを先に知っておきたい場合は、大手と格安の違いを料金と補償の条件で比較した記事もあわせてどうぞ。

ここまでの流れを一度経験すると、レンタカーは「持たない選択肢」として現実的に使えるようになります。必要なときだけ借りるという判断ができるようになれば、車を所有するかどうかの検討にも冷静に向き合えるはずです。

手続きの条件や必要書類は変わることがあります。最終的な内容は、必ず利用する会社の公式サイトまたは予約画面でご確認ください。